山太郎がに(学名:モクズガニ)は、川に生息するカニであり、貴重なタンパク源として食されてきた。
北郷町に伝わる「かにまき汁」。作り方は、生きた…
夏などの農繁期の忙しい時、食欲増進と手軽に食べられる家庭料理として作られている。
鍋に熱し油を入れ、ごぼう、人参を炒め、砂糖を入れ、溶けたら味…
近くの山で採れる山芋、家の庭で飼っている鶏、畑のゴボウ―身近にある食材三品を使った料理。車も電気もない時代、山々に囲まれた野津原地域で、よそから…
久住町の郷土料理、巻狩鍋の歴史は古い。町内の猪鹿狼(いから)寺所蔵の文献によると、源頼朝の命で梶原景高が1187(文治3)年、阿蘇から豪族を連れ…
最もおいしいと言われているのが長さ1.2~1.3メートルくらいのハモ。市場で競りに掛ける時に使うトロ箱に入れると「つ」の字になるほどの大きさで、…
グリーンツーリズムの先進地として、都会から癒やしを求めて多くのお客が訪れる宇佐市安心院町。宿泊客には地域伝統のドジョウ料理が出される。
戦中や…
シシ肉、サトイモ、こんにゃく、シイタケと
ネギの5点セットをみそ仕立てにしたもの。郷土の武将・緒方三郎惟栄(これよし)が活躍したとされる源平の…
だご汁は佐賀で古くから伝わる素朴な味
の郷土料理です。武雄温泉は鍋島藩に属し、「葉隠」に代表される質実剛健の気風は農村の食生活にまで強く影響を…
魚介類と海草をたっぷり入れ、昆布などを使った出汁で煮込みます。酒盛りのあとは、鍋に麦飯を入れて雑炊で締めくくるのが水軍流です。…
瀬戸内海に面した広島湾で、カキの養殖が始まったのは天分年間(1532~1554)と伝えられています。広島湾が養殖に適しているのは一年を通し海が穏…
奈良の山間部には昔から猪や鹿、熊など野生動物がたくさんおり、雑木の実などを食して人間と共存してきた。奈良には海が無く動物性タンパク源の乏しかった…
いのししの肉を使った鍋料理で、各家庭によって味付けは異なるが、多くは味噌味で食します。別名「牡丹鍋」とも呼びます。…
キジ肉の味は淡白で、鶏肉と栄養価を比較しても、蛋白質が多く脂肪分が少なく、カロリーも半分ほどです。またミネラル(特にリン・カリウム)・アミノ酸を…
南伊豆の松崎にある、弁天島から名をとた味噌風味のこの鍋は、伊勢海老、サザエ、ワタリガニ、トコブシなど、近海の幸が圧倒されるほど盛り込まれています…
昭和28年、まだ人力車が「浜松駅」にあった頃、汽車に乗って「新居駅」から「浜松駅」まで運ばれて来た浜名湖産まれのウナギは、天然物として浜松庶民の…
浜名湖周辺の家庭では、鰻を蒲焼にすることは勿論、白焼きを小売店で購入して煮ることが多いです。 お祭りの時など、鍋でお客様に大量に振舞うためでしょ…
福井の代表的な郷土食として親しまれています。古漬けのたくあんを輪切りにして鍋に入れ、素材がかぶるくらいまで水を入れて煮ます。何度も水をとりかえて…
お祝いのお料理なので、普通大鍋に作ります。材料は、鶏肉、ちくわ、大根、にんじん、ごぼう、しいたけ、こんにゃく、油揚げなど。各材料を1センチ角くら…
行方市(旧玉造町)は霞ヶ浦に面しており,まるごと食べられ,カルシウムがとても豊富なわかさぎが名産です。わかさぎは,塩で洗うとしゃきっとします。動…
福島県いわき市はあんこうの本場。「あんこうのどぶ汁」と呼ばれる鍋は有名です。キモと味噌を鍋で炒めてから汁を注ぎ、 湯通しした身や七つ道具を入れ、…
常磐沖産のアンコウを使い、肝をつぶして鍋汁のコクを出し、冬の季節の具、野菜などを入れて味噌味で仕上げます。特に寒期は魚肉がやわらかくうまみがあり…
栗原地方でたくさんとれるドジョウを使っての鍋料理。「ごろんべ」という名は、昔「ごろべえ」という人が好んで作ったのでこの名があるといいます。ドジョ…
松島(仙台)湾は、牡蠣の名産地で、広島のものと比べると小ぶりですが、味も滋養も濃く、本当の牡蠣の味は「ミルクの味」がして、「海のミルク」と言われ…
西和賀地方の雪国自慢の郷土料理で、体がよく温まる汁ものです。
煮干しのだし汁にさわもだし(きのこ)、わらび、高菜漬け、にんじん、油揚げの小さく…
そば料理のなかでも最も手軽にできるもので、ごはんが足りないときや小昼や急な来客の時に食べます。
そば粉をお椀に入れて熱湯をかけ、手早くかき混ぜ…
漬けただいこん(浅漬け、たくあんどちらでもよい)を薄切りにし、茹でたあと流水で塩ぬきする。鍋に入れ、しょうゆ、砂糖、みりんを加えて炒り煮し、とう…
秋、赤いものずいきが赤紫色になって大きく伸び、いもが堀りとれる頃になると、ずいきですずきを作る。皮をむいて切り、鍋でしんなりするまで炒ったものに…
富山の冬の味覚の代表、ベニズワイガニは、小さめの雌を味噌汁にするとおいしい。カニの足先を切り、はさみを取り、ぶつ切りにする。鍋に昆布を敷いて水を…
ぼたん鍋といえば、みそ仕立てでぐつぐつ煮込むのが主流ですが、薄く切った猪(しし)肉を特製スープでさっと煮て、あつあつをポン酢で食べる、しゃぶしゃ…
冬の味覚の王者”松葉ガニ”(地方によって、越前ガニやズワイガニとも呼ばれています。)は、丹後の冬の特産品として全国にその名を知らしめています。カ…
飯山温泉の名物料理です。田んぼのサザエといわれる滋養たっぷりの珍味で、味噌味、味噌ダレをつけて串焼きにした田楽、玉子とじにしたタニシの柳川鍋、シ…
名古屋コーチンは明治維新以後、旧尾張藩士が自活のために養鶏に注目し、産卵、酸肉の高い地鶏を改良し、中国から輸入したコーチン種と掛け合わせて作り出…
鶏の脂を鍋に入れ火にかけ、脂がでたら鶏肉・ごぼう・にんじんなどの材料を入れ、しょうゆ・砂糖で煮ます。炊き上がったご飯に、煮た具を入れて蒸らし、か…
あらめとは太平洋岸で採れるわかめによく似た海藻の一種です。肉厚でざっくりした食感です。一晩水につけた落花生と、細かく切ったあらめを鍋に入れ一時間…
釈迦が入寂した旧暦12月28日に作られた精進料理で、一人でも多くの人に食べてもらうとよい供養になると大鍋いっばいに作っては重箱に詰めて親戚知人に…
冬が近くなると琵琶湖に飛来してくるマガモ(アヒルや合鴨の場合もある)を、豆腐やねぎなどの野菜と一緒に煮込んで食す鍋料理。 寒い冬を乗り切るマガモ…
どじょうはうなぎと同じようにヌルヌルした粘液を出す淡水産の魚です。生命力が強く、精がつくと、江戸っ子が昔から好んで食べてきました。どじょうは呼吸…
飛騨あさひ名産の美女餅は、うるち米を 棒状に練った自然食品で、焼いたり、煮た りと食べ方は色々です。「美女餅のつけ焼き」は、醤油をつけてフライパ…
沖の魚を使用することから、沖すきともいいます。元々、鍬、鋤を使って焼くすき焼きは大阪で発達した料理といわれ、鍋としては鋤、平貝が使われていました…
ほうらく焼きとは、ほうらく鍋に旬のタイやイサギなどを入れて蒸し焼きにして素材の旨みを閉じ込める料理法。白身の鯛によく合う梅肉タレなど、オリジナル…
うち豆腐は乾燥した生大豆を粉に挽いた物で、自家製豆腐よりはずっと簡単に作れ、保存ができ、栄養もあるので、常備しておき、みそ汁や鍋物に入れて、食べ…
青森県の漁業といえば帆立貝の養殖でしょうか。中国料理になくてはならない干し貝柱の帆立はほとんどが青森県産です。このお料理は帆立の貝殻を鍋代わりに…
下田町は、冷涼な気候を生かした根菜類や野菜等の作付けが盛んで、なかでも長芋はおいしいと有名です。水で練った小麦粉をひっつまんで(つまんで)鍋に入…
伝統的にはハタハタで作る魚醤が、現在ではハタハタに限らず色々な魚で作られています。それを用いて、ハタハタ若しくはタラと豆腐、長ネギと一緒に鍋で煮…
縄文のまほろば鍋は、青森県の畜産試験場で開発した地鶏「青森シャモロック」の他、秋の味覚きのこと山菜を加えた鍋物です。しょうゆ味と味噌味があります…
古くから馬山地として有名であった十和田市、五戸町を中心とした上北地方の名物料理です。馬肉はその色合いの美しさから桜肉とも呼ばれ、脂肪分が少なくヘ…
けんちんは、小正月や人寄せの際に食されます。昔は、大根、人参、ごぼうだけのシンプルな材料で作られていました。今は、きのこ、わらび、ふき、豆腐を加…
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