山間地では竹の子を保存するため、二つ割りにした竹の子を天日で干して、するめのような形状で保存し、煮しめや和え物など様々な利用をしている。この巻き…
中津市三光(旧三光村)には数百年の歴史を持つ「物相寿司」がある。押しずしの一つである物相寿司は、毎年4月10日に開く金比羅祭をはじめ、神事の後の…
ぶえん寿司は松島の代表的な食べ物です。ぶえん寿司とは、タイの身が入った寿司です。ぶえんとは「無塩」の意味で、新鮮な魚を指すのだそうです。…
江戸時代の料理書によれば、茶碗蒸しは寛政年間(1970年代)に、京、大阪に始まり江戸と長崎に広まったと言われています。
伊予松山に藩士であった…
夏みかんは昔から、のどの渇きを癒す労働のあいまのおやつにもされていたほど果汁が多く、だいだい酢として調味料にも使われています。
この夏みかん寿…
吉部地区は海から遠く鮮魚類の入手が困難だったが、米の食味が大変良好であることから、具を入れなくてもおいしい「白シャリ(すし飯)」が出来た。それに…
ひらめは、下松市笠戸島の名物です。「笠戸ひらめ」と呼ばれ、自然に恵まれた水質の良い島で育ったその身は、ひきしまっていて美味しいです。
天然ひら…
吉川藩は天下に誇る文化遺産を残しました。一つは岩国を貫流する錦川に架けた五連の錦橋、そして豪快無比な五段の押し寿司、岩国ずしです。
特徴は大き…
地区の祭りや祝い事に作られる押し寿司の一種で、具を"あん"としてすし飯の中に包み込むのが特徴です。米が貴重であった時代にご飯の量を増やすために考…
奈良盆地でれんぞ(連座)と言えば4月3日の「神武さんれんぞ」を指す。この日は橿原神宮の神武会式(神武天皇をお祀りする日)にあたる。県内の各寺でも…
奥吉野の山里では、桜の花が咲くころ「とう菜(高菜・春真菜)」を摘む。一年中食べることができるよう毎年どっさり「とう菜漬け」を作る。味を良くするた…
アマゴは古くから津市の清流に住み、“川魚の女王”といわれています。魚の姿、美しさは自然の環境の影響を受けるため美杉のアマゴは全国でも稀との風評が…
田子地区の名物(田舎寿司)・田子寿司、これはしいたけとかんぴょうをネタに山みょうがの葉っぱで上下から押さえた、押し寿司で、田舎らしい味わいです。…
北前船がさかんに往来していたその昔、敦賀の港には北海の産物、身欠きにしんが大量に荷揚げされていました。その身
欠きにしんを使って、敦賀の珍味「…
酢飯と魚等を笹の葉で包み、押し寿司にしたもので、秋祭りには欠かせない一品とされてきました。魚は鯖を使うのが一般的ですが、鮭、鱒、シイら等も使われ…
鳥取県西部の弓ヶ浜島だけに伝わる変わりご飯で、ご飯を包む油揚げを、冬に着る半てんに見立て、これを布子(ぬのこ)というところから訛って、ののこにな…
丹波黒大豆を使った祝いの行事に食べる寿司。黒豆の煮汁を入れて炊きあげるため、炊きあがりは灰色になるが、合わせ酢を入れると鮮やかな赤紫色に変わる。…
モロコとは、可麗な姿をした淡水魚のこと。このモロコを醤油や酒、みりんなどの調味料を入れて、時間をかけて煮たものを具にした、ちょっとユニークなお寿…
昭和40年代前半頃までは大月町沿岸、特に古満目地区では、泣く子に「ブリを食わせるぞ、というと泣き止む」という逸話を残すほど、ブリの豊漁で賑わった…
祝事、神祭、田休み行事にかかせない料理で、四角い形をしているので四方竹と名が付いた。そのタケノコが10月から11月にかけて取れることから、またの…
皿鉢料理の「組みもの」の中心に盛る定番の姿ずしです。鯖を背開きにして塩をきかせ、柚子の酢で締めます。これに酢飯を詰め形を整えます。塩蔵した鯖で作…
キビナゴ、トンゴロ(いわしの仲間)とも町内によく水揚げされることから、大衆魚として親しまれている。トンゴロは、キビナゴよりやや大きめの魚であるが…
琵琶湖でとれる大型のフナ、主にニゴロブナのメスの卵巣以外の内臓を取り除き、そこへ塩を詰めて3ヶ月ほど重しをのせて漬け込みます。その後フナを取り出…
海苔または卵焼きの上で酢飯やかんぴょう、しいたけ、にんじんなど、季節の野菜や魚を巻いて作られる太巻き寿司。花や動物など、様々な絵柄を色鮮やかに描…
代々お祭りの時等は食べられてきたようです。甲州街道沿いの宿場町として栄え、いなりも飾りつけされて、振舞ったようです。…
春の終りから夏にかけて、ほう葉の葉がたくさん採れます。その葉を使って、昔から田うえの後にみんなで集まり、ほう葉寿司をわいわい食べていたそうです。…
なれずし(熟寿司)は、主に川魚を塩と米飯で発酵させた保存食品で、寿司の原型ともいわれています。全国各地に様々な魚を使ったなれずしがありますが、岐…
筍は春の季節料理としてあります。その種類も多く、筍の散らし寿司から、炊き込みご飯、サラダ、炒め物や和え物、煮物など幅広く使われています。…
木製の型にえびや魚の切り身と酢飯を重ねて詰め、押して四角い形に整える寿司。押し寿司、大阪寿司とも呼ばれます。
大阪府では明治時代にサバやア…
そら豆に実が入り、麦が熟れ始めると、瀬戸の海はさわら漁で賑わいます。このさわら料理の主役が押し抜き寿司で、花形(松・梅)、四角形、扇形等の木枠を…
巻き寿司は「ハレの日」を代表する料理の一つです。寿司の具には、ずいき、厚焼き卵、干し椎茸、干ぴょう、おぼろ、牛蒡などを入れます。巻き寿司の「巻く…
太刀魚は白身魚であっさりしていて、にぎり寿司をはじめ、刺身、煮付け、焼き魚、唐揚げなど、様々な料理で食べられ、万人向けの大衆魚と言えます。…
「こけら寿司」は、大昔からの海南町の郷土料理で、「力寿司」とも言われます。
海部の大の潮祭りの八幡神社の長い参道を、この寿司でなければ、ダンジ…
海苔が高価で手に入りにくい時代、西牟婁地方では巻きずしと言えば「ゆば巻」のことでした。高価な海苔の代わりに、赤や緑や黄色に着色された安価な湯葉を…
昔は紀の川でじゃこが豊富にとれました。これを素焼きして煮付けたものを寿司にしました。この寿司は夏はにぎりで食べ、秋祭りの頃になると寿司箱に押して…
和歌山市松江地域に伝わる秋祭り
の行事食で、すし飯と具を何段も重ねる箱寿司です。エビや魚のそぼろを入れるのが特徴で、エビの代わりに赤魚を使って…
紀州は寿司の国とも呼ばれています。紀州人は祭りが大好きで、春夏秋冬どこかで笛や太鼓が鳴っています。祭りには必ず寿司があります。熊野地方の馴れずし…
もち米を加えて作られた酢飯に、有明海のムツゴロウの蒲焼、しいたけ、卵、ごぼうなどを使って作られるお寿司です。
藩政時代、農民のことを大事に…
大皿に刺身、カツオのタタキ、寿司、「組み物(揚げ物、煮物、酢の物など)」を盛り合わせた豪快な郷土料理。
現代の皿鉢の原型は室町時代までさか…
高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎり。
漬けこんだ後に味付けした高菜の葉でご飯を包む郷土寿司です。
山仕事や畑仕事の合間に食べ…
塩漬けにしたブリを同じく塩漬けにしたかぶではさみ、麹(甘酒)に漬けた「なれ寿司」の一種です。金沢では古くから冬の保存食として食べられており、各家…
円形の器に笹を敷き詰め、その上に塩漬け後に味付けしたマスの切り身と酢飯を詰め、笹で包みこみ重しをして作られる押し寿司。
享保二年(1717…
大きな玉子の握り寿司。定食のセットに付いていることがある。
昔から「田舎寿司」と呼ばれる一回り大きいお寿司が定番となっているため巨大な握り寿司…
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