ひと口大に切った鯨をしょうが汁としょうゆで下味をつけ、片栗粉をまぶして油で揚げる料理です。 戦後、貴重なタンパク源として日本の食卓を支えた…
兵庫県丹波篠山地方は冬を迎えると猪の狩猟が盛んに行われます。夜明けになると猟師達が山を巡り、その日に仕留めた獲物を町に持ち帰ります。猪肉(ししに…
大阪に伝わる伝統的なお雑煮です。白味噌汁に丸もちを入れ、綺麗に形を切り整えた大根、にんじん、里芋などを加えたもの。 正月に食されることが多…
木製の型にえびや魚の切り身と酢飯を重ねて詰め、押して四角い形に整える寿司。押し寿司、大阪寿司とも呼ばれます。 大阪府では明治時代にサバやア…
賀茂なすを半分に切ってから油でじっくりと焼き、甘味噌と一緒に皮ごと食す料理。 「賀茂なす」は京都の夏を代表する夏野菜で、京都の上賀茂、西賀…
野菜本来のうまみを活かした、うす塩の味付けで作られるお漬け物。千枚漬け、すぐき漬け、しば漬け、壬生菜(みぶな)漬け、花菜(はなな)漬けなどがあり…
冬が近くなると琵琶湖に飛来してくるマガモ(アヒルや合鴨の場合もある)を、豆腐やねぎなどの野菜と一緒に煮込んで食す鍋料理。 寒い冬を乗り切るマガモ…
琵琶湖でとれる大型のフナ、主にニゴロブナのメスの卵巣以外の内臓を取り除き、そこへ塩を詰めて3ヶ月ほど重しをのせて漬け込みます。その後フナを取り出…
カツオやマグロなどの赤身のお刺身をしょうゆなどで作ったタレに漬け込み、酢飯とあわせたお寿司。薬味として大葉、しょうが、のりなどを散らして食します…
蒸さずにそのまま焼き上げたうなぎの蒲焼を細かく刻んで小ぶりなおひつにのせて食すご飯料理。 鰻を刻み、ご飯にたっぷり盛った名古屋めしの代表格…
鰻を開いて骨や内臓をとりのぞき、串にさしたものに、しょうゆ、みりん、砂糖、酒などで作られたタレにつけて焼き上げたもの。 静岡県の浜名湖は明…
生の桜えびにお好みの野菜を混ぜあわせて、衣を少なめにしてカラっと揚げたもの。サクサクとした食感と桜えびの甘さ、香ばしさを味わえる料理。 当…
合わせ味噌にみりん、日本酒などの調味料を混ぜたものに、ねぎなどの薬味、しいたけなどを混ぜ、朴の葉にのせて焼いて作る料理。 起源は定かではな…
生栗を皮のままゆであげ、中身をすくい出して裏ごししたものに、砂糖を用いて味を調えたものを弱火で練り、茶巾で軽く絞った岐阜県の郷土菓子。 岐…
塩漬けにしたさばをぬかに漬け込んだ福井県若狭地方の伝統料理です。 完成までに短くとも数ヶ月以上かかり、冬場の保存食として伝えられてきました…
鴨肉や鶏肉の切り身に片栗粉をまぶしたものと、麩やせりなどの野菜をだしで煮て、薬味としてわさびを添える椀物です。片栗粉が肉のうまみを閉じ込め、だし…
塩漬けにしたブリを同じく塩漬けにしたかぶではさみ、麹(甘酒)に漬けた「なれ寿司」の一種です。金沢では古くから冬の保存食として食べられており、各家…
柔らかく煮た大根に熱湯をくぐらせたぶりを加え、しょうゆや砂糖、だしなどで味を調えて作られる煮込み料理です。 ぶりは成長に伴って何度も名をか…
円形の器に笹を敷き詰め、その上に塩漬け後に味付けしたマスの切り身と酢飯を詰め、笹で包みこみ重しをして作られる押し寿司。 享保二年(1717…
クマザサの葉の上にすし飯をのせ、山菜や川魚などの身近な食材を具に使ったすし料理。地域により押し寿司にする場合や、すし飯に具材をのせる場合、すし飯…
鶏肉やにんじん、ごぼう、れんこん、里芋などの季節の具材を鍋で煮込んだ汁物です。片栗粉などを用いず、里芋で自然なとろみを付けているのが特徴。また、…
埼玉県東松山市では鶏肉ではなく豚肉を串にさし、炭火でじっくり焼いたものをやきとりと言います。特にかしら肉(豚のほほとこめかみの部分)を利用したも…
春の山菜や秋のきのこなど、四季折々の地元食材を小麦粉の皮に包んで焼き上げた、相模原市津久井地区に江戸時代から伝わる伝統の味。 「かんこ」と…
小麦粉や上新粉に水を加えて平たく練り上げた団子をちぎり、熱湯でゆでたものに餡をからめたあんころ餅。 団子を押しつぶして平たくした形から、へ…
伊豆諸島の特産品である「くさや」。 江戸時代に生産が始まったとされます。当時は生活に欠かせない貴重な塩を年貢として幕府に納めており、その為に魚…
カタクチイワシの頭と腹わたを取りのぞき血抜きをしたものを塩漬けにし、ごま、しょうが、ゆず、赤唐辛子とともに酢漬けにしたもの。重石を2~3日すると…
海苔または卵焼きの上で酢飯やかんぴょう、しいたけ、にんじんなど、季節の野菜や魚を巻いて作られる太巻き寿司。花や動物など、様々な絵柄を色鮮やかに描…
まんじゅうに赤飯をまぶした郷土菓子です。赤飯をまぶした様子が、栗のいがのように見えることからその名が付けられたといわれています。 ハレの日…
味噌とゴマ、お好みで砂糖を加えすり鉢ですったものに、きゅうりとなす、しそやみょうがなどの薬味を入れ、冷たいだし汁か水でのばしたつゆに、うどんをつ…
生芋をすりおろして作るこんにゃくを使った料理の総称です。 こんにゃくは粉末にしてから作られるのが一般的ですが、生芋をすりおろして作ることで…
手打ちの太麺と季節の野菜や里芋、大根などをたっぷりの汁で煮込んだ料理です。 ・おっきりこみは、群馬県内の飲食店150軒以上で提供! 学校給…
「ちたけ(乳茸)」の名称は、ちたけを裂くと乳白色の汁が出ることに由来します。梅雨明け頃、農作業で山や畑に行くと雑木林の中にちたけが自生しており、…
鮭の頭、煎った大豆、鬼おろしでおろした大根、にんじん、油揚げなどの材料を鍋で煮込んだものに酒粕を手でちぎり入れ、最後に味を調えて作られる料理。…
茨城県沖ではあんこう漁が盛んで、あんこう鍋、あん肝、どぶ汁、唐揚げ、共酢和えなど様々な形の料理が存在します。 あんこうの肝、胃、卵巣、皮、…
秋田県伝統の大根の鉈割り漬けです。 塩漬けした大根と麹で漬けるお漬物。 手間はかかりますが、じんわり沁みるお味です。 出典:農林…
牛のタン(舌)をスライスしたものに塩やタレなどで味付けをし、焼きあげた料理。 ・牛たんは、仙台市内だけで約90軒以上で提供! ・ほとんど…
北海道を代表する海産物、ウニとイクラを贅沢に盛りこんだ丼ぶり料理です。新鮮なウニのとろみとふくらんだイクラのプリプリとした食感の相性は抜群。ウニ…
身欠にしんと山椒の葉を重ね合わせ、しょうゆと酢、お好みで隠し味に酒と砂糖を入れ、2~3週間漬けたものです。 山に囲まれた会津では、北海道で…
ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩(まめふ)、にんじん、しいたけ、里芋、キクラゲ、糸こんにゃくなどを加え、薄味に味を調えたお吸い物を、会津塗りの椀で…
味噌ベースの汁に寒鱈(かんだら)の身、頭、はらわたを入れ、ねぎや大根、豆腐などの野菜とともに食す鍋料理。寒鱈とは、冬場に産卵のため回遊してくる脂…
きりたんぽ、鶏肉、しいたけ、ネギ、セリ、ごぼうなどが入った秋田の名物鍋。 うるち米を潰し木の棒に巻きつけてちくわ状に焼きあげたものを、地鶏やご…
鮭の煮汁で炊いたご飯の上に、鮭とイクラをのせ、刻みのりなどを添えて食べる鮭の親子丼です。 鮭の漁が盛んだった亘理荒浜地方の漁師が考案したと…
ずんだとは枝豆で作られる緑色の餡を指します。ゆでた枝豆の甘皮をとりのぞき、すり鉢でつぶしたものに砂糖を加え、塩と水で味を調えたものです。それをつ…
小麦粉をこねて薄く伸ばしたものを手でちぎり、お鍋の中で季節の野菜とともにだしで煮込む料理。具やだしは季節によって様々であり、川魚や川のカニ、鶏肉…
具材は鮭とタマネギやジャガイモなどの野菜。白味噌ベースのタレと共に焼いた一品。 鮭やホッケなどの魚の内臓をとりのぞき、季節の野菜や山菜と一緒に…
鮭・キャベツ・ジャガイモ・タマネギなどを煮込み、北海道の幸をたっぷり入れる鍋。 新鮮な鮭の身のぶつ切りと中骨を含めた「あら」を鍋に入れ、キャベ…
・ジンギスカン提供店は、札幌市内だけでも250軒以上! ・札幌・すすきのに5店舗を展開する老舗ジンギスカン専門店「だるま」では、マトン(生後2…
「コシアブラ」という木の芽のこと。 天ぷらや酢味噌和えで食べることが多い。 日本全国に生息し、主に東北地方や中国地方で食べられる山菜だと…
つぶしたご飯を串焼きにして、くるみ味噌をたっぷり塗った一品。 五平餅に使うお米は、餅米ではなく、一般的な白米を使うのが常識。さらに、炊き立てご…
「ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほどおいしい」ということからママカリと呼ばれるようになったのは有名な話ですが、脂が乗る旬の時期が秋の稲刈りの時…

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