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かきもちは、調味料や具の入った餅を薄く切り、乾燥させたもので、栃の実入りの他、黒豆入り、人参入り、よもぎ入り、柚子入りなどがあります。…
豆腐めしは、葬儀の賄いをした女性たちが、賄いが終わった後で食べていたものがその起こりのようです。もとは、豆腐に大根や菜っぱを加えただけの簡素なも…
文政11年(1828)5月頃、に勝見(かちみ)集落に大火があり、ほとんどの家が焼失するなかで焼け残った薬師堂に村びとがこもり、願をかけて「トウガ…
その昔、山伏たちが荒修行を重ね、高僧によって寺院が興された大山。そんな歴史に育まれ、受け継がれてきたのが精進料理です。山麓で採れた山菜だけを使っ…
海に遠い地域での冬の料理として、古くから正月に欠かすことのできない料理であり、また、保存食として珍重されている。…
鳥取の砂丘で育った長イモは「砂丘長芋」と呼ばれます。水分をたっぷり含んで口当たりもスッキリとしており、栄養も豊富です。…
カニのおいしい山陰の中でも日本海一の漁獲高をほこる境港で、漁師の料理として作られていたのが「カニ汁」です。とれたてのカニのだしで作った味噌汁は風…
日本海の海の幸・カニを使った豪快で贅沢な浜の料理です。羅・内子・外子をはずしたカニを、ぶつ切りにして、ごはんと一緒に炊き込んだものです。食べると…
小豆は赤、もちは白ということで、紅白めでたいお雑煮です。 家庭によっては、お椀に入れたあと、好みで砂糖を入れて食べることもあるみたいです。…
今から約800年程前、大山寺の僧侶「基好上人」が、広い大山の裾野を利用して牛馬の放牧やそば作りを奨励されました。それ以来、大山の裾野では、そば作…
日本海では、昔から新鮮なイカがたくさん捕れる。そのイカを使った、手間のかかった料理が伝わっている。
はらみいか、イカずしとも呼ばれている。…
青谷町夏泊で採れたいがいをむき身にして味付けご飯にした夏の味で、盆のもてなし料理として古くから伝わる。…
祭などで作られていたもので、山間部では山の幸、海岸部では 赤貝などで作られた米料理の一品で、豊富に入っている具が栄養をみたしている。…
栃木県はイチゴの生産量が45年連続で日本一。3年前に発売された「スカイベリー」は、程良い歯ごたえとジューシーさを兼ね備えた新品種。値段は「とちお…
旧本巣(もとす)郡が原産地であり、岐阜の名産物と言えるでしょう。富有柿は甘柿の
品種で、やわらかい果肉とまろやかな甘さが特徴です。形は、同じ甘…
「じつげつとう」と読みます。
通常より1ヶ月程度早く収穫できる極早生品種の桃です。小ぶりの実ながら食味や香りが良く、100年ほど前に横浜で誕生…
良質の大豆を原料に作った豆乳を熱したときに表面にできる薄い膜のことで、大豆の香りと旨味が凝縮された京名物の一つです。…
だし汁(かつお味)で大根が透き通るまで煮て、油抜きした油揚げを入れ、砂糖・味醂・塩・醤油で味を調えます。盛り付ける直前にみず菜を入れて歯ごたえを…
ぼたん鍋といえば、みそ仕立てでぐつぐつ煮込むのが主流ですが、薄く切った猪(しし)肉を特製スープでさっと煮て、あつあつをポン酢で食べる、しゃぶしゃ…
聖護院ダイコンを昆布だしで柔らかくなるまで煮て、白柚子味噌をたっぷりかけていただきます。冷え切った身体でふうふうと息を吹きかけて食べる冬のおばん…
伏見とうがらしをゆでて、じゃこと濃いめの味に煮こみます。夏の食欲がない時期に、ごはんのあてにたっぷり作り置きをします。…
丹波黒大豆を使った祝いの行事に食べる寿司。黒豆の煮汁を入れて炊きあげるため、炊きあがりは灰色になるが、合わせ酢を入れると鮮やかな赤紫色に変わる。…
心地よい歯ごたえと独特の風味、鮮やかな黄緑色が食卓に春を届ける一品です。花菜と辛子は相性が良い。
初春の花として栽培されていた物を花が咲く前の…
豆腐は中国で紀元前二世紀、漢の武帝の頃に発明されたといわれます。日本へは鎌倉・室町にかけて留学僧によって製法と伴に伝えられたものと思われます。京…
八ッ橋は京都発祥のお菓子で、米粉、砂糖、ニッキの粉末を混ぜて薄く焼き上げたせんべいの一種です。焼かずに蒸しあげると生八ッ橋になります。…
手間ひまとコツのいるもちです。
奥山のとちの実を入れて餅につきこんでつくります。とちの実の香りと、さっくりした口ざわり、ほろ苦さに特徴がありま…
丹波山間地の寒くて雪の少ない地域の農家の冬の副業として作られてきた糸寒天と、自家製丹波大納言小豆で作ったこしあんとをあわせた、冬の郷土食。でっち…
数々あるタケノコを使う京料理の中でも、「田楽」は趣が深い。「若竹煮」のような洗練された印象はないものの、 そのシンプルな調理法と素朴な外見の中に…
端午の節句や半夏生(はんげしょう:夏至から11日目にあたる日)に食べます。うるち米ともち米の粉を7:3の割合でこね、細長い棒状のしんこ団子にした…
秋から冬に、大根・人参・ごぼう・里いも等の根菜野菜と豆腐・コンニャク・油揚げを醤油で味付けをする具だくさんの汁ですが、材料をその地域、季節のもの…
貴船神社前から奥社にかけて貴船名物の川床の店が並んでいます。渓流に床を張り出し、せせらぎの音を聞きながら川床料理を食べていると、夏の暑さも忘れて…
ごぼう、にんじん、こんにゃく、干ししいたけ、油揚げ等をいれた炊き込みご飯。香りのよいだしを使用します。…
冬の味覚の王者”松葉ガニ”(地方によって、越前ガニやズワイガニとも呼ばれています。)は、丹後の冬の特産品として全国にその名を知らしめています。カ…
宇治田原町の郷土料理です。町のホームページの茶文化の欄にもありますが、鰻茶漬けというものがあり、非常に珍しい料理です。…
「うずみ」とは、「うずもれる」・「うずまる」という意味で、ご飯で豆腐全体を覆ってしまい、豆腐がご飯の中に埋もれている状態になるため、この名がつき…
宮家に仕えた初代平野権太夫が、九州行幸のお供の折に唐芋(とうのいも)という芋を持ち帰り、京都の土に根付いたのが海老芋の始まり。それを北海道産の棒…
長岡京市の特産物の「ナス」、「かぼちゃ」と「小豆」を醤油と味噌で味付けした「汁もの」です。同市内の浄土谷と言う集落に伝わる8月13日の夜おしょら…
香魚とも呼ばれ、六月一日に漁が解禁される鮎は、まさしく鴨川や保津川などの清流に恵まれた京都市で、古都に初夏を告げる味です。はらわたにも特有の香気…
子どもの誕生日や入学の祝いなどのお祝いには、小豆飯を炊いて祝うハレ食である。 丹波大納言と呼ばれる大粒で光沢・風味のよい小豆を固めにゆで、もち米…
昭和6年頃には桃収穫量を岡山県を抜き、全国日本一にもなった程、桃の歴史はありました。瑞々しい甘さが特徴の桃を、たっぷりの果肉と果汁でゼリーにし、…
小麦粉と白玉粉を原料に手作りだんごを作り、あんこを絡めただんごです。だんごの形から「へらへらだんご」と呼ばれます。佐島の船祭りには欠かせない郷土…
フキノトウは早春に土の中からひょっこりと顔をのぞかせる、フキの花穂の幼いものです。フキノトウは苦味が強いのでサッと湯がいて苦味を減らし、常備菜と…
のらぼう菜は川崎市多摩区菅地区で栽培されているアブラナ科の野菜で、とう立ちした花茎をかきとり収穫し、利用します。おひたしは食べるときに醤油や出汁…
新鮮なトビウオ、アジ、サワラの身を包丁でよくたたき、味噌を入れて混ぜ、そのうえに氷水を入れて、かき混ぜ、コップに入れて飲みます。夏場の漁師の清涼…
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