• No.3475
  • 料理・グルメ

からしれんこん (熊本県)

熊本県の代表的な郷土料理。よく洗ったれんこんの両端を切り落としてからゆでたものを陰干しし、れんこんの穴にからし味噌を詰めて数時間置いた後に衣をつけて揚げたものです。

1600年代、時の藩主である細川忠利が病弱だった為、滋養強壮を目的とした献上品として作られたのが発祥で、明治時代から一般に製法が伝わったとされます。

れんこんの食感とからし味噌の味わいで作られる独特の一品は、お酒のつまみとして、ご飯のおかずとして、お土産としても大人気で、今では熊本名物の一つ。

火の国、熊本を象徴する味です。三百有余年の歴史を誇る伝統の味です。これを一般庶民が口にしたのは明治以降の事で、寛永九年(1632年)熊本城に入った肥後藩主三代目の細川忠利公が病弱であった為に玄沢和尚が考案したもので、以来三百年、細川家の珍味、栄養食として門外不出の料理となりました。今はおせち料理に欠かせない冬料理です。蓮根の穴にからし味噌を詰めて揚げるというシンプルさとは裏腹に、蓮根の歯応えとからしの鼻を抜ける刺激がとても新鮮です。

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2014/6/22 9:25:12 登録 2014/7/8 14:02:12 更新

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