旧美山町(現山県市)で古くから自家用野菜として栽培されているいんげんまめの一種です。以前、この地域は養蚕が盛んで、桑の木の根元に播種し、桑の木に…
恵那市山岡町の寒天作りは、昭和初期に始まり、冬季の日中と夜との寒暖差が大きく雪が少ないことが幸いして、今では天然細寒天の全国シェア90%を誇って…
旧春日村(現揖斐川町春日)では村内に自生する豊富な薬草や自家用に家庭栽培している薬草をたっぷり用いた薬草弁当を開発し、平成3年度の国土庁主催「食…
昭和57年、旧河合村(現飛騨市)では、地元の養殖業者が東京で試食して気に入ったのをきっかけに村内の下小鳥ダム湖で河ふぐの養殖が始められ、地元の旅…
関市板取地区をほぼ南北に貫く板取川。その清流で育った新鮮な魚を、塩焼き・唐揚げ・刺身・煮物などさまざまな調理法で召し上がっていただけます。イワナ…
こどもの日の伝統的な和菓子です。5月ごろによく取れる柏の葉を使って、あんこを入れてもちくるんだ和菓子です。昔からこどもの日に食べる伝統的な料理で…
「いもきゃもち」は、高山市高根町日和田地域で、昔からたべられている伝統食です。ゆでたジャガイモにそば粉を混ぜ合わせ、とろ火で練り上げたもので、焼…
美濃いび茶けんとんソーセージ(揖斐川町特産のお茶を使用)は、平成17年度の「健康によい食品づくりコンクール」に入賞し、平成18年度の「食アメニテ…
一見、お肉かハマグリの時雨煮のようですか勿論精進料理です。食感は本当に鳥のささ身を食べているよ感じです。正体は、小麦から出来ているものなのですが…
鮎尽くしの料理の締めを飾るのは、鮎雑炊です。あっさりした塩としょう油の味が鮎の旨みを引き出し、お腹も心も満足させてくれます。…
長良川の鵜飼にちなみ鮎を形どった銘菓です。代表的なカステラ生地で求肥を包んだものや、せんべい、あられなど種類もさまざまで店ごとにいろいろな工夫が…
高山市等の飛騨地域で栽培されています。旧丹生川村では、古くから赤紫色の丸カ
ブ、「八賀カブ」が栽培されていました。大正7年(1918)に、八賀…
台湾で若者を中心に、インスタントラーメンの中にプリンを入れて食べるのが密かなブームとなっている。珍妙な組み合わせながら、とんこつラーメンのような…
木製の型にえびや魚の切り身と酢飯を重ねて詰め、押して四角い形に整える寿司。押し寿司、大阪寿司とも呼ばれます。
大阪府では明治時代にサバやア…
沖の魚を使用することから、沖すきともいいます。元々、鍬、鋤を使って焼くすき焼きは大阪で発達した料理といわれ、鍋としては鋤、平貝が使われていました…
かやくとは元々漢方の用語で主要薬に対する補助的な薬(加薬)の意味です。料理では主材料に加える補助材料を加役といい、かやく飯は加役を入れた炊き込み…
丼の底で渦を巻くうどんの様子が、紡いだ麻糸を玉のように巻いた苧環(おだまき)に似ていることから「おだまき蒸し」の名がついた、と言われています。…
高松市沖合の女木島、男木島では、古くから落花生を栽培しており、秋に収穫した堀りたての落花生を塩ゆでにしたり、おせち料理の黒豆の代わりに利用してい…
農繁期が終わり、秋から冬にかけてため池の水を抜いた後、ふなを捕って作る。ため池の多い讃岐ならではの料理。…
小豆島のそうめんは、現在、寒製11~3月、別製4~10月までに製造されますが、この寒製そうめんを製造したときにできる端の部分「ふし」を有効に利用…
春のお祝い事のもてなしの一品に欠かせない料理です。昔は、ちしゃがどの農家の畑にも植えられていました。
いりこを小さく割いたものやちりめんじゃこ…
かつては、船で阪神方面へ荷物を運搬して帰る男達へのねぎらいのごちそうでした。また、村の行事や寄り合いの時に、大釜を囲んで小皿に分けながら、あつあ…
小豆島では、夏から秋にかけて、海で釣って来たあじで姿ずしをよく作った。材料費がかからず、副食等がなくても充分に満足できる食事である。
香川…
里いもの葉柄の部分をずいきといい、柔らかく、えぐみのすくないものは食用となります。ずいきを用いる代表的な料理が「ぬたあえ」で、里いもを収穫する秋…
うどんどころのさぬきでも、冬至に食べるのは、やはりそばです。具のたっぷりかかったしっぽくそばは、体の内から暖まります。だしは煮干しだしで、具は、…
そら豆に実が入り、麦が熟れ始めると、瀬戸の海はさわら漁で賑わいます。このさわら料理の主役が押し抜き寿司で、花形(松・梅)、四角形、扇形等の木枠を…
夏祭りの酒客の肴は、たいていが魚の三杯です。あじを焼いて三杯酢に浸します。小魚を骨まで食べ、保存性を持たす工夫がされた料理です。…
正月の祝い肴には欠かせないのが黒豆です。黒豆はまめで働く、田作りは豊作、酢ごぼうは細長く堅実に、数の子は子孫繁栄などすべてに縁起をかついでいます…
冬の日差しの下、農家の軒先にたくさん干されていた切り干し大根は、一年中副食として利用でき、煮物や汁の実、三杯酢につけ、はりはり漬にするなどして食…
吹く風が冷たくなり始める秋口から冬にかけてのうどんの食べ方です。数種類の季節の野菜を汁とともに煮込む方法で、ゆでたうどんの上からともに煮た野菜を…
小豆島の北部は今でも石材の産地であり、古くは大阪城築城の際、城の土台を作るため良質の石が運び出されました。その時に多くの石工達にふるまったのが「…
みりんなどで味付けした味噌に刻みゆずを入れ、20~30分位よく練り仕上げて作ります。南巨摩郡増穂町がゆずの産地であり、他にもゆずを利用した特産品…
山梨県内の山間部など米の生産量の少な地域の主食は、麦、トウモロコシ、ソバなどの雑穀やイモ、カボチャなどで、「朝おねり、昼おやき、夜ほうとう」とい…
県下一の生産量を誇る小菅村のわさびは、山間の冷たい清流の中で丹精込めて二年間育てられたもので味は絶品です。ま
た、そのわさびで作られたわさび漬…
巻き寿司は「ハレの日」を代表する料理の一つです。寿司の具には、ずいき、厚焼き卵、干し椎茸、干ぴょう、おぼろ、牛蒡などを入れます。巻き寿司の「巻く…
山梨県では冬の保存食などに重宝されてきました。「柿食って医者要らず」と昔から
言われるように、まわりに付く白い粉(柿の甘味成分)には主にブドウ…
山梨の郡内地方は山地が多く水田が少ないことから、麦や雑穀を常食としていました。そのため夕食は野菜をたっぷり入れた煮込みうどんが主でした。…
山梨県には、海に面した地域がありません。特に交通の不便であった江戸時期には、サザエ、アワビ等、貝類の鮮度を保ちながらこの地に運ぶことは困難でした…
山梨県は全面積の80%が山岳地帯で四方を山々に囲まれています。戦国時代の英雄、武田信玄がこの甲斐の国の守護職として内政に心を配っていた頃の郷土食…
餅米を丁寧につき上げた餅の食感とほどよい甘さの小豆あん、そしてよもぎの風味豊かな草餅です。多少硬くなったら軽く焼いて食べてもおいしいです。…
ほうとうには季節の野菜を具として使います。特にかぼちゃは基本です。風を予防すると言われるかぼちゃは、その甘味がみそとあいまって、冬のほうとうには…
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