毎年四月八日はお釈迦さまの誕生日で、あちこちで花祭りが行われますが、このとき、お釈迦さまの頭を模した「おしゃかこごり」が作られます。あられや大豆…
皮がパリッと身はふんわりと焼きあがった鮎の塩焼きです。…
地元でとれた新鮮な鮎を、醤油と砂糖で時間をかけて骨まで軟らかく煮たものです。…
山梨の小豆ぼうとうは、古くから生麺を汁粉の中に入れ郷土食としています。北杜市の三輪神社では、毎年七月三十日に「若神子のドンドン火祭り」が開催され…
鳴門金時、鳴門若布、すだち、阿波お鶏のササミ、片栗粉、酢、砂糖などの材料を使った料理です。…
徳島の特産品「柚子」で作るユベシは、ユズの皮を刻んで調味料とともに煮詰めた保存食です。 出典:農林水産省Webサイト(https://ww…
東京ではエボダイ、大阪でウボセ、北九州でシズと呼ばれる魚を、徳島ではぼうぜと呼んでいます。酢でしめたぼうぜにすだちの搾り汁を加えた酢飯をたっぷり…
ふしめんとは、半田そうめん製造の副産物である。そうめんを延ばすために長い箸で上下に引っ張るときに箸に当たる部分が平たく節のようになるが、その部分…
徳島県には他県のそうめんに比べて太くてコシが強く、しかも滑らかな半田そうめんがあります。県内では、かつお節やいりこ、干しえびのつけ汁などでよく食…
鳴門わかめ、手延べそうめん、すだち、れんこんを使った料理で、歯ごたえのあるわかめとこしのあるそうめんが、すだち入りのゴマ風味ソースとよく合いさっ…
いろりに串を立てて焼いて食べる、田楽である。阿波はその昔、淡路島で盛んであった人形浄瑠璃が伝わり、盛んになった土地柄である。田楽をくるくる回しな…
この辺りでは、冠婚葬祭など人が集まる時に大きな飯盆にうどんを入れ、みんなでそれを食べる風習が出来てきたそうです。この地方を訪れた人によって「たら…
太刀魚は白身魚であっさりしていて、にぎり寿司をはじめ、刺身、煮付け、焼き魚、唐揚げなど、様々な料理で食べられ、万人向けの大衆魚と言えます。…
県南地方には筍の特産地があります。昔から掘りだちのやわらかい筍を使った様々な家庭料理が春から初夏にかけて食膳をにぎわしています。…
渦潮にもまれた鳴門鯛は身がしまって味が良いことで知られています。鯛茶漬けは炊きたてのご飯の上に鯛の切り身をのせ、煎茶を注いでしょうゆを少し落とし…
真鯛、干わかめ、えのきだけ、赤みそ、さけ、塩、みりん、砂糖、ゆずなどの材料を使った料理です。…
空炒りしたそば米と炒めた千切り長ねぎ、鯛の刺身をごはんに盛り、わさびをのせ熱湯をかけて食べます。好みですだち、ラー油、粉山椒をかけます。…
そば米を煮て、わかめ等の具としょうがといっしょに炒めたチャーハンです。…
昭和初期の徳島県山間部では、たかきび、こきび、粟などで作った餅がよく食べられていました。今日でも、これらの一部は「雑穀もち」と呼ばれています。…
「こけら寿司」は、大昔からの海南町の郷土料理で、「力寿司」とも言われます。 海部の大の潮祭りの八幡神社の長い参道を、この寿司でなければ、ダンジ…
「おれんぶ」とも言い、正月のおせち料理や建前などの祝い事のときによく作られています。徳島県独特の豆の煮物で、黒豆や金時豆を大根、ごぼうなど野菜と…
鯛の兜を他の具と野菜と鍋に入れ、煮ながら食べます。味付け(各自好み)は、すだちとしょうゆを小鉢に入れて、針しょうがを添えます。 徳島県の郷…
吉野川上流の景勝地、祖谷。澄み渡った水と地元産のそば粉で打たれた祖谷そばは太めでつなぎをほとんど使いません。 お祝い事には必ずそばが振舞われる…
あめごは、ビワマス、サクラマスの幼魚で、アマゴ、アメとも呼ばれています。あめごは上流の水が澄み、水温の低いところにしか棲息しません。 調理法は…
鰺にはゼニ(銭)と呼ばれる堅い鱗が体側にあることから、県南地方を中心に、鰺の押し寿司は新築祝いのおみやげなど縁起物として作られています。…
ヨロリ(クロシビカマス)は見た目は黒くグロテスクですが脂が乗って絶品です。 焼いても、煮ても美味しいですが、おすしもにしても最高で良く作られま…
海苔が高価で手に入りにくい時代、西牟婁地方では巻きずしと言えば「ゆば巻」のことでした。高価な海苔の代わりに、赤や緑や黄色に着色された安価な湯葉を…
冬から春先、熊野地方では高菜の漬け込みが各家庭の行事となっています。 この高菜の漬物を使った「めはりずし」は、元は山仕事や畑仕事の弁当として作…
春になると東牟婁の海岸部ではうちわよりも大きな海藻「あんとくめ」が取れます。 旬の味も美味しいですが、日に干して乾燥し、保存して、年中使います…
印南町はエンドウの産地です。エンドウ類にはオランダ、ウスイ、サヤエンドウなどがあり、豆ごはんは、ウスイエンドウを使った料理で、もっとも人気のある…
ほうらく焼きとは、ほうらく鍋に旬のタイやイサギなどを入れて蒸し焼きにして素材の旨みを閉じ込める料理法。白身の鯛によく合う梅肉タレなど、オリジナル…
東牟婁の海岸部では、春先に磯の口開けがあります。ふのりや天草につづいてひじきも口が開けます。ひじきは乾かして漁協を通じて業者に出荷します。 古…
法事の膳に煮なますは欠かすことができません。…
日本三大なれずしのひとつで、800年以上の歴史がある。祭り等の地域の行事食として昔から作られ、その技術が伝承されている。 有田地域では鯖でつく…
平井地区は 古座川町の最奥部、非常に山深い所です。昔、落ち武者が先祖といわれ、いろいろな食文化が継承されています。 奈良和えの他に、うずみやし…
12月13日は事はじめと言って、大掃除などに取りかかり、正月の準備が始まります。 豆腐講があり、順に仲間の家へ火床や材料を持ち寄って豆腐の田楽…
茶摘みは田植えと共に春の熊野山間地域では欠くことのできない風物詩です。 各農家には自家消費するくらいの茶の木が植えられており、日干番茶にして一…
有田市は太刀魚の漁獲量日本一です。南部の梅干も有名ですし、湯浅しょうゆ金山寺味噌も古くから有名でおいしいです。…
和歌山県有田市は、太刀魚の漁獲量が、日本一です。昔から、太刀魚を使ったお寿司や料理が作られています。…
通常、東牟婁地域のめはりずしは漬け物の高菜を使いますが、太田地域で作られるこの高菜ずしは、生葉を出汁で煮て味を付けたものを使い、ご飯はすし飯です…
紀州といえば木の国。そのほとんどが山地です。海は全長500kmの海岸線で、黒潮が躍動しています。水揚げされるものは、鯨からシラスまで、海の幸に恵…
「ずいき」とは、里芋(八つ頭やえび芋)の茎を乾燥したもので、昔から野菜の少ない時期の保存食として一般に食べられていました。 昔から、ずいきを食…
昔は紀の川でじゃこが豊富にとれました。これを素焼きして煮付けたものを寿司にしました。この寿司は夏はにぎりで食べ、秋祭りの頃になると寿司箱に押して…
秋も終わり頃、回遊魚のさんまは熊野灘に姿を見せます。北から南下したこの頃のさんまは脂が抜け、味もあっさりとしています。 このさんまを使って姿ず…
初めて網による捕鯨を考案したのが太地の町の太地角右衛門で、江戸時代のことです。鯨を食べる習慣はそれよりもずっと古い時代からあったと言われています…
里芋は芋だけでなく、茎も食され、東牟婁全域で良く作られています。 茎は漬け物の他に煮物や和え物にも使われます。…
秋から冬にかけて県南部の 沿岸に南下してきた「さえら (サンマ)」は、脂の少ない 小ぶりのサンマが多く、すし にすると大変おいしい。…
かつて日高地方では10月になり祭が近づくと「なれずし」づくりが始まったものです。しかしながら、近年では独特の風味の「なれずし」より、酢飯を使った…
炊き込みごはんは良く作られます。海岸地域では鯖の他に鰤、さんま、牡蠣や貝柱などが用いられ、山間地域では山菜やキノコが使われます。…
夏至から数えて11日目を半夏至(はんげしょう)と言って、丁度この頃こ田植え休みがあり、小麦餅をついて、田植えを手伝ってもらった家や親戚へお礼に配…

7,234 件中 2,751~2,800件 を表示

ページの先頭