• No.3635
  • 料理・グルメ

ぼうせの姿寿司 (徳島県)

東京ではエボダイ、大阪でウボセ、北九州でシズと呼ばれる魚を、徳島ではぼうぜと呼んでいます。酢でしめたぼうぜにすだちの搾り汁を加えた酢飯をたっぷりと詰めた姿寿司は、甘酢とともに秋祭りになくてはならないものです。姿寿司には地域によって味や塩サバを使うところもあります。

「ぼうぜ」とは、イボダイ(東京ではエボダイ、大阪ではウボゼ、シズなどと呼ぶ地域もある)の事を指します。酢でしめたぼうぜに、すだちを加えた酢飯を詰めて姿寿司にします。酢で柔らかくなっているため、頭までまるごと食べられています。

徳島県では夏の終わりがぼうぜの漁期となり、古くから秋の祭りに欠かせない一品です。

現在もよく食されている料理で、ぼうぜの代わりにアユやアジを用いたものなど、様々な姿寿司が存在します。地元のスーパーでも「ぼうぜの姿寿司」を見かけることがあります。

2014/7/1 18:02:16 登録 2024/5/6 15:23:43 更新

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