• No.3614
  • 料理・グルメ

めはりずし (和歌山県/南部地域)

冬から春先、熊野地方では高菜の漬け込みが各家庭の行事となっています。
この高菜の漬物を使った「めはりずし」は、元は山仕事や畑仕事の弁当として作られていた郷土食です。
今では食べやすいように小さく握っていますが、昔は大変大きく握っていました。
「めはりずし」の名は、「食べるときに目を見張るほど大きな口を開かなければならない」あるいは「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたと伝えられています。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mehari_zushi_wakayama.html)

漁業や林業が盛んな県南部地域で、忙しい漁や山仕事の合間に簡単に食べられるお弁当として広まった。塩で漬けた高菜で大きなおにぎりをくるんだもので、「めはりずし」という名前の由来には、「目を張るように口を開ける」「目を見張るほどに美味しい」という説や、「おにぎりに目張りをするように完全に包みこむから」などさまざまな説がある。

アクセス 109 pt

めはりずし

2014/7/1 16:19:01 登録 2024/5/2 17:37:20 更新

[次] → ゆば巻

ページの先頭