会津は古くからそば所として知られ、中でもここ山都のそばは、一味も二味もちがうとそば通をうならせる名物です。もともとそばの栽培に適している気候に加…
棒鱈は鱈の煮干しのことで、これを2日位水に浸し、柔らかくしたものに醤油、砂糖などを加え、2~3日気長に煮上げたものを「棒鱈煮」と呼んでいます。昔…
「はっと」は尾瀬への福島側からの入山口・桧枝岐村の料理で、そばを平に延ばした状態で、そば切りにしないでいただきます。…
「苞(つと)」とは、「わらなどを束ねて、その中に食品を包んだもの」との意味です。普通の豆腐を細長く切り、それをわらで包み、塩を入れた湯で20分煮…
2000m級の山々に囲まれた檜枝岐は、稲作に向かない山間地。そのため、昔から主食として、そばの栽培が盛んに行われ、さらに数々の工夫を加え、おいし…
福島県大内宿の名物蕎麦です。 初代会津藩主保科正之が、少年期を過ごした高遠の蕎麦をもたらしたのが由来だそうです。コシの強い蕎麦に冷たいだし汁と…
笹団子は餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、スゲまたはイグサの紐で両端を搾り中央で結んで蒸した和菓子です。ササには殺菌効果があり、戦国…
神様への供え物の代表。ざくざくとは、具がたくさんと言うことで、煮物と汁物の中間食です。こづゆよりも古い料理と思われます。材料は(田作りで出しをと…
福島名産の凍みもちは、遠く江戸時代、天明の大飢饉の頃からあったとも言われ、福島県内の農家でのみ長年造り伝えられてきた伝統食品です。多くの葉緑素と…
根野菜をふんだんに使った栄養満点のうどんです。秋から冬にかけてのうれしい一品になります。…
古くからこの地方に伝わる行事食「お平」。冠婚葬祭の席に供され、漆塗りのお平椀に盛り付けることからこの名があります。材料は結び昆布、駒瓜に切ったゴ…
乾燥したえごのりを、ようかんのように仕上げます。山間部に根付いた海の幸です。 冠婚葬祭のとき食卓に出す1品です。 出典:農林水産省Webサ…
馬肉生産量は熊本県・長野県に次いで全国第三位です。馬肉料理は、馬刺し、馬ホルモン煮、馬ステーキ、桜鍋、スキヤキと豊富です。…
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/sear…
福島県いわき市はあんこうの本場。「あんこうのどぶ汁」と呼ばれる鍋は有名です。キモと味噌を鍋で炒めてから汁を注ぎ、 湯通しした身や七つ道具を入れ、…
常磐沖産のアンコウを使い、肝をつぶして鍋汁のコクを出し、冬の季節の具、野菜などを入れて味噌味で仕上げます。特に寒期は魚肉がやわらかくうまみがあり…
「雪菜」は雪の中で育つ軟白野菜で、雪の中に閉ざされて生鮮野菜を入手することが出来なかった時代に考え出された先人の知恵の賜物です。米沢地方の方言で…
掘りたての孟宗筍を油揚げ(厚揚げを庄内ではこう呼ぶ)、しいたけ等とみそ・酒粕の汁にしたものです。庄内ではどの家庭でも孟宗の期間いっぱい食す季節の…
季節の茹で野菜に、数種の乾物を戻して煮たものを冷ましてから汁ごと和えた具沢山のお浸しです。米沢藩に古くから伝わる料理で、合戦の出陣式には配下の武…
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/sear…
初夏、笹の葉が大きくなる頃、主として置賜地方に伝わる“おやつ風の食べ物”。ゆべしを笹で包んでで蒸してあるため、日持ちがします。…
月山筍のみそ汁 霊峰・月山の麓で採れるタケノコは「月山筍」として珍重されます。根本でも2㎝位のもので、皮をむいて一本のまま使います。そのままで…
凍み餅とは、もち米をおかゆ状に炊き固めたもちを短冊状に薄く切り、軒下などに吊るし、寒風にさらして乾燥させたものです。例年、春一番が吹く頃まで干し…
玉こんにゃくは山形において「玉こん」という略称で親しまれています。お祭りではなくてはならない食べ物です。特色はだしにスルメを入れること。カラシを…
冬、大根を20cm程に切り縦半分に切ったものを煮て水にさらし、雪の上で凍らせ、凍った大根を軒下につるし干したものがしみ大根です。しみ大根をぬるま…
山形県の各家庭では、畑で摘んできた「しその葉」に、 特製の砂糖味噌とクルミやゴマを混ぜたものを巻いて、カラッと揚げて食しています。…
もち米に塩漬けした青じその葉をみじん切りしたものと混ぜて蒸したごはん。しその葉を摘んで塩漬けにしておいたものを利用します。…
端午の節句のお祝いとして作られ、子供の成長を祝う行事食です。巻き方は集落や地域によって異なり、三角巻き・竹の子巻き・こぶし巻きなどがあります。…
鯉は、かつてはの内陸農村部の最高のタンパク源だったといえるでしょう。養鯉は米沢藩の上杉鷹山公が動物性タンパク質に乏しい領民を案じ、取り入れたもの…
最上・北村山地区では、桃の節句にあわせてくじら餅ふかしのための粉はたきが始まります。うるち米ともち米を製粉し砂糖としょうゆ等で味付けをします。近…
青菜漬を醤油などで味付けして煮たもの。わざわざ煮ることもするが、青菜漬を食べる際、葉の部分は余り食べないため、残しておいてある程度の量になるとく…
「カラゲ」とは、「カスベ」というエイのひれの部分をからからに乾燥させたものです。それを水に浸して置くこと二、三日、水煮すること丸一日、味を付けて…
山形県特産のそば粉を使用して作ります。そば粉を沸騰したお湯で練り、一口ぐらいの大きさにしたものをゆであげ、つけだれをかけて食べます。…
野菜を全て使い切るため、余った野菜を細かく切って漬け込んだものです。豊臣から徳川へと時代が移り変わった時代に苦難を強いられ山形に移り住んだ近江商…
古くから焼畑農業で栽培されてきた温海かぶは、濃い赤紫のかぶで、酸により鮮やかな赤色を呈するため、甘酢漬けにされることが多いです。…
尾花沢市特産の牛房野かぶを使用して作ります。甘酢漬け・みそ漬けがあり、オーソドックスなのはみそ漬けです。甘酢漬けは重石をのせてから20日位が食べ…
稲花餅は、蔵王温泉の土産物になっている郷土料理です。餡に餅をくるんだものに、黄色に着色した餅米を2、3粒のせます。たいてい、餡はこしあんを、餅は…
酒田の冠婚葬祭に必ずお膳に乗るご馳走です。お祝いの時は、うどんに鱒か鮭の切り身とスライスしたゆで卵をのせ、甘めの葛あんをかけ、おろし生姜をのせま…
正式には山形青菜。高菜と同じアブラナ科の野菜ですが、一株が500g」、丈が70~80cmと大きく、その幅広の葉肉が厚くて柔らかいことが特徴です。…
餅米を笹でくるみ、イ草で巻いて煮込んだものです。日持ちが良く保存食にもなります。かつては端午の節句や田植え後のさなぶりで作られる行事食した。田植…
赤松の皮を利用した餅は、由利本荘市鳥海、矢島地域にのみ伝えられています。松の木は長寿を、その緑はめでたさを表すため、お祝いでお供えとしてつくられ…
なすに塩と糀、菊の花を重ねて作った花ずしは県南地域伝統の漬け物です。鮮やかな色合いが特徴です。 長期保存するため、本来強い塩で漬けられますが最…
秋田の県魚ハタハタを使った飯すしです。季節ハタハタはかつては、波打ち際が埋まるほど採れましたが、短い接岸時期のためその保存食としてはたはたすしが…
・きりたんぽ鍋と肩を並べる秋田の代表鍋!魚の「ハタハタ」を使って料理する! ・ハタハタは短期間にしか漁獲できない希少な魚。秋田県が全国トップク…
じゅんさいは、県内各地の沼に自生していますが、三種町山本地区は産地として全国的に有名です。鶏肉と大変相性がよく、鍋にたっぷり入れるのは産地ならで…
くじら汁とも言われる塩くじらを使ったみそ汁は秋田の夏料理の定番です。かつての重労働を克服するため脂肪と塩分を補給したようです。春はみず、夏はなす…
ぬめりが多く、柔らかい県南部の里芋は、いものこ汁にかかせない食材です。 山のきのこが豊富な秋に様々な野菜と具だくさんにして味噌や醤油で味を付け…
秋田県に伝わるいぶり漬けのことで、秋田を代表する漬けものです。 大根を囲炉裏の上につるし、ナラやサクラの焚き火で燻製にしてから、主に米糠と塩で…
男鹿地方の猟師料理が原型と言われており、獲れたての魚介類や野菜を海岸のくぼみに入れ、体を温めた火で熱した男鹿石を入れたとされています。現在は、杉…
県内各地で食べられる米の粉を使った涼しい夏の酢の物です。地域によっては「粉なます」、「こざき練り」と呼ばれています。祝儀、不祝儀の取り回し料理と…

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