富山湾で漁獲されるシラエビを用いた料理。…
加賀料理には、かぶらずしやじぶ煮など様々な料理があります。高級料亭の料理というイメージもありますが、ほとんどは庶民的な郷土料理で、それらをご馳走…
ウサギ肉を使ったけんちん汁。大根、人参、里芋、しめじ、こんにゃく、ごぼうがたっぷり入った栄養満点で、寒い冬に身体の芯まで暖まるおふくろの味です。…
一般に言うけんちん汁と似ているが、この地方ではけんちょん汁といっています。秋にとれた野菜、きのこ、練り製品、豆腐などがたくさん入り、寒い時期の栄…
「けんさ焼き」という名前の由来は、上杉謙信が諸国を遠征した際、戦時兵糧として剣の先におむすびを刺して焼いて食べたからだと言われています。 昔から…
ワカメ、メカブ、コンブなどと同様、褐藻類に属する海藻で「あかもく」「ナガモ」などとも呼ばれています。栄養塩に富む浅海が生育に適していて、生命力が…
越後妙高地場産の肉厚唐辛子を、雪原にさらした後、糀・柚子・塩と混合し、3年間熟成させた、この地方独特の調味料です。辛さの中に深い旨みがあり、鍋物…
「のらぼう菜」は、古くから栽培されてきたアブラナ科の野菜です。菜の花に似ており、秋に播種し、早春の3~4月に「のらぼう」の茎が立った頃におひたし…
埼玉県の元荒川と中川が合流する越谷、吉川一帯は川で栄えた町で、古くは隅田川からの船着場で、ここではなまずが多く捕れ、家庭料理としてなまずの天ぷら…
菓子があまりなかった頃、野良仕事のおやつやお茶受けに、たらし焼きは貴重な食べ物でした。たらし焼きをゴマ味噌であえて、ゴマ和えにすることもあります…
戦前農家で手軽に作られていたフライは、腹持ちが良いこともあって、昭和初期の行田で全盛期を迎えた足袋工場で働く女工さんのおやつとして人気がありまし…
米が貴重だった頃、かさ増しするために野菜の煮物を混ぜたのが始まりです。節句や七夕、来客時など、行事食として県内で広く食べられてきました。地域によ…
おなめは秩父周辺の伝統食で、いわゆる金山寺味噌のことです。おいしすぎて箸までなめるので「おなめ」。あったかご飯にかけていただきたい味です。…
おっきりこみは、地域によって多少の差はありますが、小麦粉で作った幅広の麺を、味噌または醤油ベースのつゆで煮込んだものです。根菜類など季節の野菜を…
昔、秩父で銅がとれ、都へ遠くの旅路に難をしのぐ食べ物が、アワ、ヒエ、キビ、クリなどでした。それを食べていたところ、時の帝がみて「その黄金に輝く食…
秩父地方の伝統的な保存食です。柑橘の皮や木の実をはじめ、様々な材料を刻んで混ぜ込むので、作る家庭によって個性が出ます。「ゆべし」が訛って「えびし…
昔、武将・武田信玄がいくさに向かう折、保存食として袋に入れて持っていたものを、信玄が休んだ場所に忘れていったのを村人が見つけ、その村人が工夫して…
宮崎菜を富岡市宮崎地区以外で栽培すると、アクが強くなりすぎ食べられないが、不思議に宮崎地区で作ることにより、アクがちょうどよい渋みになり、古くか…
群馬県沼田市の名物となっているみそパンです。特製フランスパンに挟まれたみその風味は、一度食べらたら忘れられません。…
小麦文化が栄えた群馬県では、多くのまんじゅうが作られてきました。中でも炭酸まんじゅうは、県内産小麦を使い、多くの家庭で作られています。また、お客…
昔、秋の実りに感謝して行われる神社の秋祭りの日に、お赤飯、お煮しめとのっぺい汁を作ることが定番で、旬の野菜を自分で作って食べることが、ごちそうで…
二月の最初の午の日に、節分の残り豆を利用して作ります。 大根と人参は、鬼おろしですりおろし、鮭の頭や油揚げなどと煮込みます。邑楽・館林地域の郷土…
家庭の味であるコロッケに、甘楽富岡地区で多く生産されている、下仁田ねぎを入れたものです。おやつとしても、ご飯のおかずとして人気のあるコロッケに、…
地元特産のこんにゃく、しいたけ、ねぎの頭文字を取り「こしね汁」と名付けられています。隠し味に豚肉や油揚げなどを入れてコクを出し、食べやすく栄養価…
かみなり重はナマズの天重で、群馬県奥平温泉「遊神の湯」にて提供されています。ボリュームもあり、若者にも人気のメニューです。…
今ではドライブイン、サービスエリアで発売されています。買ったばかりではほっかほかですが、冷めてもとても美味しいのです。きさる的駅弁No.1と言っ…
地元特産のこんにゃく、ねぎ、しいたけ、里芋等の季節の野菜をたくさん入れた汁に、日本一のぐんまの繭をイメージした白玉粉を繭形のだんごにして浮かせた…
ゆばは日光では湯波、京都では湯葉と表記します。大豆を原料とした栄養豊富な点から修験者たちが作り出したものです。日光湯波は京湯葉と比べると倍くらい…
麺が耳の形をした不思議なうどん。伊達巻きやナルト、カマボコなどをトッピング! 佐野市仙波地区に、昔から伝わる耳に関した珍しい郷土料理です。…
ぬたは、魚介類や野菜類をみそであえたものです。ぬたは沼田とも書き、とろりとしたみその感じが沼田を思わせるのでこの名があります。 ねぎぬたに使う…
シソの葉は土用に入って厚みの一番出たときに摘み、ミソの中に半年から一年ぐらい漬けこんでおきます。 とうがらしは、日光市今市地区でとれる日光とう…
本県は、こんにゃくいもの生産が盛んで、生玉の出来る秋から春にかけては、手づくりこんにゃくを作ります。 こんにゃくは、昔か、胃の砂おろしと言われ…
「いとこ煮」はかぼちゃのほか、レンコン、里芋、大根、ごぼう、といった堅いものと小豆を一緒に煮ます。堅いものから、おい(甥)おい(甥)に入れて煮る…
ウグイの春の産卵期のものをアイソといいます。田楽はアイソの他、川魚全般に利用できる料理法です。味噌を用いるので生ぐささが抑えられ、川魚が苦手な方…
行方市(旧玉造町)は霞ヶ浦に面しており,まるごと食べられ,カルシウムがとても豊富なわかさぎが名産です。わかさぎは,塩で洗うとしゃきっとします。動…
れんこんのおろし揚げ このあたりは日本一のれんこん産地であり,古くから酢ばす,きんぴら等,数多くのれんこん料理が各家庭で作られ,大変親しまれて…
自然の素材を大切に利用した料理です。食物繊維,ビタミンCを含み,健康食品として大いに活用したものです。 なお,「むかご」とは,山芋の葉のつけ根…
水戸黄門様こと徳川光圀公は「大日本史」編集の為、中国から招いた儒学者、朱舜水から中国麺の教授を受け、小麦粉とおう粉(ふん)と合わせた異国の麺を作…
船乗りがさんまをたたいてネギと味噌を加え,「櫂」の上にのばし直火で焼いたもの,櫂のいたがなまってパイタになったのではないかといわれています。…
旧徳川氏三十五万石の城下町である水戸で採れる大豆は、小粒の上質なもので、旧水戸藩の土質によく合うことから多く生産されています。納豆の起源は八幡太…
古くから人寄せの精進料理として,常陸大宮市根本地区で伝承されてきました。戦時中に一時中断されましたが,戦後復活したものです。豆腐は熱いうちにわら…
日本有数のそばの産地である茨城県。手打ちそば以外の食べ方として栄養のバランスを考えたこの料理は,若い人にも気軽に作れ,食せるものです。 大豆を…
2月の初午の時に食べる「祝い膳」,正月の残りの鮭の頭をうまく利用した昔ながらの料理です。 鮭の頭がないときは,切り身を使ってもおいしくできます…
水戸市吉沼町は那珂川に近く、この近辺で捕れるサケは昔から献上サケとして有名でした。秋に産卵のために海から川へ上るサケの中でも上質で美味しいとされ…
大豆は,たんぱく源として,日本人の食事にかかせないものです。庭先に干して,むしろからおちてしまった1粒1粒を大切にする気持ちから,この料理が生ま…
11月になると、房総沖まで下がってきたサンマが近くの漁港に水揚げされます。新鮮で安いサンマは、昔から鹿島灘沿岸地域の貴重なタンパク源でした。 こ…
農作物の収穫も大半は済んだ11月も半ばになると,祭りのためのご馳走のひとつとして,よくけんちんそば等を作りました。何でもごっちゃに入れられるので…
笠間市(旧友部町)では,お祝いや人寄せの時など,がんもどきを煮てもてなす風習があります。市特産の栗や枝豆を入れ,おからも加えて栄養バランスを考え…
漁港として発展してきたこのあたりでは,いわしの水揚げが全国でも上位を占めています。そこで,いわしが浜に揚がると,丸干しやすり身にしたりと,いろい…
炊きあげたごはんを、わっぱに入れ、鮭やととまめ(イクラ)を乗せて蒸した料理です。炊きこみごはんに比べ、あっさりとしていて、素材そのものの持ち味が…

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