川下りでも有名な球磨川の鮎を使った、インパクトある姿ずしです。昆布で炊きあげた酢飯の上に、締めた鮎を開いてのせてああります。…
阿蘇地方では、昔からあかど芋を植えており、この芋はアクが少なく漬け物に利用する。漬けた茎は赤色に発色する。しょうが醤油で食べるところから、「阿蘇…
ポルトガル語のヒカドからきたもので、肉などを細かく切るという意味があります。元々は、宣教師や貿易の外国人が食べ ていた牛肉や豚肉を使ったシチュ…
だいこん、ごぼう、にんじん、大豆、昆布を煮干しか煮しめくじらの汁で煮しめた物を煮ごみといいます。祝いの日に作られるお料理です。 大豆の代わりに…
江戸時代の料理書によれば、茶碗蒸しは寛政年間(1970年代)に、京、大阪に始まり江戸と長崎に広まったと言われています。 伊予松山に藩士であった…
鯛茶漬けは特製のごまだれに漬けた鯛の刺身をご飯にのせ、お茶を注いでいただきます。…
大村市の郷土料理の代表は大村寿しで、この料理には歴史があります。 約500年前、当時の大村領主であった「大村純伊(すみこれ)」が領地を奪回した…
おぼろ(千切り)より荒いので、「そうぼろ」から詰まって「そぼろ」という説と外国語がなまった物と二説があり、キリシタンの多い浦上に伝えられたから「…
佐賀県北西部、東松浦半島の突端に位置する港町、呼子。壱岐・対馬を経由する大陸との交通の要衝であったこの地は、度々歴史の表舞台へも登場し、現在でも…
ゆでだごは昔から佐賀のおやつとして親しまれています。こねた小麦粉の生地を手で薄くぺったんこにのばし、ゆでたものに黒砂糖をまぶして農作業の合間に食…
むつごろうは有明海の珍味の代表格で、珍しい外見に反して味は絶品。皮膚呼吸が出来るので長時間陸上にいることができる珍しい生態をしていて、発達した胸…
佐賀県に広がる佐賀平野には、幾重にも水路が張り巡らされ、たくさんの鮒を繁殖しています。その鮒を生きたまま昆布で巻き、大根といっしょに一昼夜煮込ん…
土鍋で米と水、布袋に入れた粉茶をコトコト炊く、シンプルなお粥です。…
のっぺい汁は具だくさんの汁物で、のっぺ汁とも呼ばれ、日常や集まりなどで食べられます。昔は祝いの時には鶏肉を入れ、仏事にはしいたけ、ごぼうを入れて…
みずいもの酢の物「にいもじ」は、夏場の日常食。ひんやりと冷やして食べると食欲の落ちる夏には最高です。 みずいもで作りますが、地域によっては「ず…
お祝いや憂いの時など、集落の人が共同で作った郷土料理です。はれの時は四角に材料を切り、うれいの時は三角に切ったりもする。 味付けも、はれの時は…
だご汁は佐賀で古くから伝わる素朴な味 の郷土料理です。武雄温泉は鍋島藩に属し、「葉隠」に代表される質実剛健の気風は農村の食生活にまで強く影響を…
白石町須古地区では、お祭りやお祝いの 時に作る「箱ずし(押しずし)」です。藩政時代から500年もの間、各家庭の味として受け継がれてきました。…
伝説とロマンに彩られた町、唐津。荒波砕ける玄海灘を、懐深く抱きかかえる唐津湾に注ぐ五本の川には、早春「春告魚」と呼ばれる白魚が遡上してきます。白…
かけ和え、酢味噌和えのこと。いわしやあじ、さばなど青魚を用いる時もあります。日常食として食べられるほか、人が集まる集会等で良く出されます。…
干満の差が大きい有明海は、潮が引いた後が一面泥土の海となります。この干潟に住む珍しい魚介類は、おしなべて奇妙な姿をしている為、慣れない人は敬遠し…
スープは豚骨で濃厚、麺はストレートな細めん(博多ラーメンほどは細くない)です。九州の他地区のラーメンよりラードの量が多いのが特徴です。 ・…
汁を張った鍋の中に、下処理した牛(または豚)の白もつ(腸)を入れて味がつく程度に煮込み、後にキャベツやニラ等を入れ、頃合いになったらいただきます…
アゴだしにブリを浮かべるとあって、魚臭いと敬遠される方もいらっしゃるようですが、これを食べねば新年は迎えられぬという博多ごりょんさんは多いです。…
ぬたえは酢じめの生魚と大根の薄切りを博多万能ネギと唐辛子を加えた酢味噌で和えたものです。 酢味噌であえると一般に「ぬたや」や「ぬたえ」といいま…
厳選した新鮮なもつを、本来の食感など味わい深いうまさを失わないように丁寧に湯通し、刻み葱とポン酢で食べます。 こりっとした食感と噛めば噛むほど…
小麦粉をこねて、両手で薄く引きのばしてつくっただんごを味噌仕立ての汁に入れたもの。大分県や熊本県にも同様のものがあります。…
部九州一帯で栽培されている辛子高菜の漬物を刻んで焼きめしの具にしたものです。…
筑後の三潴地域では川渡祭のとき、またふだんでも手軽に作られてきたおやつです。小麦粉に塩とぬるま湯を加えてこね、両手で薄く引きのばしてゆでたらざる…
福岡県は全国有数の鯉の消費量があります。その鯉を味噌で仕立てたのが「こいこく」です。…
博多人は朝食に欠かせない物です。エゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた物で、生姜醤油かポン酢で頂きます。昔、飢饉の時の食糧とした事から「救人」…
エツは日本では、有明海のみに生息し産卵のため5月から7月にかけて筑後川を溯上してきます。川面に船を浮かべ網を流し、獲れたてのエツを船上でいただく…
北原白秋の故郷、柳川市沖端。柳川の街中を縦横に流れる掘割。この水路こそ柳川の情緒の源です。また、有明海と矢部川の水が交じりあった汽水域に棲息する…
葉ねぎにタコやイカ、アサリなどを酢味噌であえたものが、山口県でも一般的なぬたとして作られていますが、江戸時代、北浦地域で捕鯨が盛んだったこともあ…
芋と餅を混ぜてつくる「かいもち」は、山口県周防大島町に昔から伝わる主食兼おやつです。昔は餅の代わりに雑穀を使うこともあり、節米のために芋を入れた…
地元で獲れた新鮮な魚を使っ た家庭料理です。イワシやサワ ラ等、地元で獲れる季節の魚の ミンチを昆布で包み、口をかん ぴょうで巾着の形に縛って、…
夏みかんは昔から、のどの渇きを癒す労働のあいまのおやつにもされていたほど果汁が多く、だいだい酢として調味料にも使われています。 この夏みかん寿…
かぎちしゃは別名乳草と呼ばれ 山口県では明治時代には広く一般 に栽培販売されていました。 このかぎちしゃと乾煎りした香 ばしいいりこをすり鉢で…
「昔は男の人が野良作業に出かける時に力をつけるために、卵を産まなくなった古鶏を絞め、骨から皮から皆入れてお米といっしょに炊いていました。それがお…
吉部地区は海から遠く鮮魚類の入手が困難だったが、米の食味が大変良好であることから、具を入れなくてもおいしい「白シャリ(すし飯)」が出来た。それに…
下関とふくは切っても切れない関係です。下関ではふぐは不遇とされ「ふく」と呼びます。明治21年、伊藤博文が下関の料亭を訪れたとき、シケのため出せる…
小魚のミンチと豆腐をすり混ぜた天ぷら料理です。大畠の漁師が約250年前、長崎の町人から学んで食して以来、大畠の郷土料理として伝えられています。…
鱧(はも)は、うなぎに似た細長い魚ですが、うなぎよりも顎が大きく、小骨が多いのが特徴です。 山口県は、鱧の水揚げ量で全国1、2位を争い、その中…
だしで煮込んだ野菜にそば粉を入れるというシンプルな料理で、名前の由来はそば粉を入れるとねっとりとした感じになることから付けられたと言われています…
シロウオ料理は市内料亭で味わえ、生のまま酢じょうゆなどで食べる「おどり食い」 は珍品です。その他に「つくし」「卵とじ」「煮付け」「むし」「豆腐…
旬のだいこんを使った冬場の日常的な郷土料理。大鍋でたくさん作って、つくりおきをし、暖め直すごとに味がなじんで美味しくなる。 出典:農林水産…
般若御膳は、瀬戸の潮騒に育まれた瀬戸貝と地元の新鮮な野菜を、甘露醤油で味付けて仕上げた炊き込み御飯と、自然薯のとろろそばのセットで、ヘルシーで懐…
ひらめは、下松市笠戸島の名物です。「笠戸ひらめ」と呼ばれ、自然に恵まれた水質の良い島で育ったその身は、ひきしまっていて美味しいです。 天然ひら…
オバイケは「尾羽毛」とも書き、鯨の身と尾の間の部位肉のこと。今では、多くは皮下脂肪をそぎ切りしたもののことを指す。ヨシノヨ(節分)に大きいものを…
新鮮な素材(海の幸)の味を生かした伝統の味、かまぼこ・竹輪料理です。…

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