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大豆を水から煮て、ゆっくり味付けます。精進料理の一品として受け継がれている。しょうがの味がしみておいしい。…
大豆をすりつぶしたものを味噌汁に入れたのが呉汁です。大豆のコクが味わえ、良質なタンパク質や抗がん作用のあるイソフラボンなど、体にいい栄養成分がた…
熊本県芦北・水俣地方の特産品であるダイコンの漬物のことで、寒干したダイコンを細切りにし、昆布と一緒に醤油やみりんを合わせた漬け汁に漬け込んで仕上…
熊本県の代表的な郷土料理。よく洗ったれんこんの両端を切り落としてからゆでたものを陰干しし、れんこんの穴にからし味噌を詰めて数時間置いた後に衣をつ…
普通の豆腐より固く絞った豆腐をかずらで結んでさげてもくずれないということから「かずらとうふ」とよばれている。その豆腐を手作りみそに漬けた。…
輪切りにしたさつまいもと餡を小麦粉の生地で包んで蒸し上げる、熊本県に昔から伝わる素朴な味わいの郷土菓子。
名の由来は短時間で作れる意で「い…
川下りでも有名な球磨川の鮎を使った、インパクトある姿ずしです。昆布で炊きあげた酢飯の上に、締めた鮎を開いてのせてああります。…
だいこん、ごぼう、にんじん、大豆、昆布を煮干しか煮しめくじらの汁で煮しめた物を煮ごみといいます。祝いの日に作られるお料理です。
大豆の代わりに…
江戸時代の料理書によれば、茶碗蒸しは寛政年間(1970年代)に、京、大阪に始まり江戸と長崎に広まったと言われています。
伊予松山に藩士であった…
卓袱とは卓のことをさし、古くから国際港として栄えた長崎が育んだ国際色豊かな卓袱料理は、和、洋(おもにオランダなど)、中の料理を大皿に盛ったコース…
佐賀県北西部、東松浦半島の突端に位置する港町、呼子。壱岐・対馬を経由する大陸との交通の要衝であったこの地は、度々歴史の表舞台へも登場し、現在でも…
むつごろうは有明海の珍味の代表格で、珍しい外見に反して味は絶品。皮膚呼吸が出来るので長時間陸上にいることができる珍しい生態をしていて、発達した胸…
だご汁は佐賀で古くから伝わる素朴な味
の郷土料理です。武雄温泉は鍋島藩に属し、「葉隠」に代表される質実剛健の気風は農村の食生活にまで強く影響を…
伝説とロマンに彩られた町、唐津。荒波砕ける玄海灘を、懐深く抱きかかえる唐津湾に注ぐ五本の川には、早春「春告魚」と呼ばれる白魚が遡上してきます。白…
かけ和え、酢味噌和えのこと。いわしやあじ、さばなど青魚を用いる時もあります。日常食として食べられるほか、人が集まる集会等で良く出されます。…
干満の差が大きい有明海は、潮が引いた後が一面泥土の海となります。この干潟に住む珍しい魚介類は、おしなべて奇妙な姿をしている為、慣れない人は敬遠し…
定義として「乾麺を使用」「若松産キャベツを使用」「豚肉はバラ肉を使用」「玉ねぎの甘みを引き出す」「ソースを良く研究する」「削り節はアジ・サバ節を…
ぬたえは酢じめの生魚と大根の薄切りを博多万能ネギと唐辛子を加えた酢味噌で和えたものです。
酢味噌であえると一般に「ぬたや」や「ぬたえ」といいま…
小麦粉をこねて、両手で薄く引きのばしてつくっただんごを味噌仕立ての汁に入れたもの。大分県や熊本県にも同様のものがあります。…
筑後の三潴地域では川渡祭のとき、またふだんでも手軽に作られてきたおやつです。小麦粉に塩とぬるま湯を加えてこね、両手で薄く引きのばしてゆでたらざる…
エツは日本では、有明海のみに生息し産卵のため5月から7月にかけて筑後川を溯上してきます。川面に船を浮かべ網を流し、獲れたてのエツを船上でいただく…
芋と餅を混ぜてつくる「かいもち」は、山口県周防大島町に昔から伝わる主食兼おやつです。昔は餅の代わりに雑穀を使うこともあり、節米のために芋を入れた…
地元で獲れた新鮮な魚を使っ た家庭料理です。イワシやサワ ラ等、地元で獲れる季節の魚の ミンチを昆布で包み、口をかん ぴょうで巾着の形に縛って、…
夏みかんは昔から、のどの渇きを癒す労働のあいまのおやつにもされていたほど果汁が多く、だいだい酢として調味料にも使われています。
この夏みかん寿…
「昔は男の人が野良作業に出かける時に力をつけるために、卵を産まなくなった古鶏を絞め、骨から皮から皆入れてお米といっしょに炊いていました。それがお…
吉部地区は海から遠く鮮魚類の入手が困難だったが、米の食味が大変良好であることから、具を入れなくてもおいしい「白シャリ(すし飯)」が出来た。それに…
小魚のミンチと豆腐をすり混ぜた天ぷら料理です。大畠の漁師が約250年前、長崎の町人から学んで食して以来、大畠の郷土料理として伝えられています。…
鱧(はも)は、うなぎに似た細長い魚ですが、うなぎよりも顎が大きく、小骨が多いのが特徴です。
山口県は、鱧の水揚げ量で全国1、2位を争い、その中…
だしで煮込んだ野菜にそば粉を入れるというシンプルな料理で、名前の由来はそば粉を入れるとねっとりとした感じになることから付けられたと言われています…
シロウオ料理は市内料亭で味わえ、生のまま酢じょうゆなどで食べる「おどり食い」
は珍品です。その他に「つくし」「卵とじ」「煮付け」「むし」「豆腐…
般若御膳は、瀬戸の潮騒に育まれた瀬戸貝と地元の新鮮な野菜を、甘露醤油で味付けて仕上げた炊き込み御飯と、自然薯のとろろそばのセットで、ヘルシーで懐…
ひらめは、下松市笠戸島の名物です。「笠戸ひらめ」と呼ばれ、自然に恵まれた水質の良い島で育ったその身は、ひきしまっていて美味しいです。
天然ひら…
オバイケは「尾羽毛」とも書き、鯨の身と尾の間の部位肉のこと。今では、多くは皮下脂肪をそぎ切りしたもののことを指す。ヨシノヨ(節分)に大きいものを…
下関の「うに」が美味しいのは、地形と水の関係だと言われています。舌ざわりが滑らかで磯の香りがぷーんと漂う生うにの他、ご飯の炊き上がる頃合いに生う…
生うにの旬は、卵巣が成熟する春から夏の産卵期です。生うにの味は格別ですが、片栗粉などをつけて湯通しすると椀種に利用でき、から揚げにしてもおいしい…
吉川藩は天下に誇る文化遺産を残しました。一つは岩国を貫流する錦川に架けた五連の錦橋、そして豪快無比な五段の押し寿司、岩国ずしです。
特徴は大き…
地区の祭りや祝い事に作られる押し寿司の一種で、具を"あん"としてすし飯の中に包み込むのが特徴です。米が貴重であった時代にご飯の量を増やすために考…
三次市特有の気候風土に育まれた葡萄の一粒一粒に 情熱と最新の技術を注いで誕生したのが「三次ワイン」です。…
三原では、町の発展を願う若い女性たちの熱意により1988年8月8日を「たこの日」と定め、たこ料理をはじめ、たこに因なむ特産品を売出しています。…
鞆の浦は昔から鯛などの魚介類が豊富に捕れ、鯛が産卵期を迎える5月には、桜鯛の群れを何隻かの船で追い込む鯛網が行われてきた。
鯛ちくわは、豊富に…
魚介類と海草をたっぷり入れ、昆布などを使った出汁で煮込みます。酒盛りのあとは、鍋に麦飯を入れて雑炊で締めくくるのが水軍流です。…
田の神様等を「さんばい」と呼んでいる。田植えが終わる頃、最後の水田で花田植が催され、その時に田楽に参加した人達への弁当に必ず配られていた。そのた…
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