「おおひら」と読み、これは、野菜を沢山入れた汁物です。新鮮な野菜(里芋・れんこん・人参・ごぼう・こんにゃく)や山菜、鶏肉を煮込んだもので、その材…
下関の「うに」が美味しいのは、地形と水の関係だと言われています。舌ざわりが滑らかで磯の香りがぷーんと漂う生うにの他、ご飯の炊き上がる頃合いに生う…
生うにの旬は、卵巣が成熟する春から夏の産卵期です。生うにの味は格別ですが、片栗粉などをつけて湯通しすると椀種に利用でき、から揚げにしてもおいしい…
岩国茶がゆは、関ヶ原の戦の後、当時の岩国藩の経済情勢は苦しく、家臣団を養っていく米の節約をするために始まったと言われています。 400年近い岩…
吉川藩は天下に誇る文化遺産を残しました。一つは岩国を貫流する錦川に架けた五連の錦橋、そして豪快無比な五段の押し寿司、岩国ずしです。 特徴は大き…
山口県のいとこ煮は学校給食のメニュ-でよく見かけていました。祝いの膳では今も登場する郷土料理です。甘いあずきを吸い物味の材料(こんにゃく、ごぼう…
地区の祭りや祝い事に作られる押し寿司の一種で、具を"あん"としてすし飯の中に包み込むのが特徴です。米が貴重であった時代にご飯の量を増やすために考…
出来る限り薄切りにして、大皿に盛って出すコンニャク料理の事を「山ふぐ」といいます。…
三次市特有の気候風土に育まれた葡萄の一粒一粒に 情熱と最新の技術を注いで誕生したのが「三次ワイン」です。…
広島といえばもみじ饅頭。しっとりしたカステラと甘さ控えめの餡が絶妙なハーモニーです。…
三原では、町の発展を願う若い女性たちの熱意により1988年8月8日を「たこの日」と定め、たこ料理をはじめ、たこに因なむ特産品を売出しています。…
瀬戸内の新鮮な地だこを使った炊き込み御飯が、広島県東部の三原市では「たこめし」として古くから食べられてきました。捕ったばかりのたこを漁師が、船の…
4・5月頃、鞘の浦、仙酔島周辺にくる真鯛はサクラダイと呼ばれ、鳴門海峡から明石海峡と、激しい潮の流れを乗り切ったその姿形は正に王者の風格です。…
鞆の浦は昔から鯛などの魚介類が豊富に捕れ、鯛が産卵期を迎える5月には、桜鯛の群れを何隻かの船で追い込む鯛網が行われてきた。 鯛ちくわは、豊富に…
魚介類と海草をたっぷり入れ、昆布などを使った出汁で煮込みます。酒盛りのあとは、鍋に麦飯を入れて雑炊で締めくくるのが水軍流です。…
田の神様等を「さんばい」と呼んでいる。田植えが終わる頃、最後の水田で花田植が催され、その時に田楽に参加した人達への弁当に必ず配られていた。そのた…
神石町周辺は古くから和牛の優良牛産地として知られ、肉質日本一の神石牛肉として、人気を博しています。…
呉市は舞鶴市と肉じゃがの発祥地に関してどちらが発祥地かを議論しているぐらい肉じゃがには強いこだわりがあります。 その特徴は水を使わずジャガ芋〈…
瀬戸内海に面した広島湾で、カキの養殖が始まったのは天分年間(1532~1554)と伝えられています。広島湾が養殖に適しているのは一年を通し海が穏…
東広島市福富町の福富物産しゃくなげ館では開館当初よりエゴマを主力産品として位置付け、様々な産品を開発しています。使用しているエゴマは100%福富…
頭と中骨を昆布といっしょに煮込み、そのだし汁で醤油ご飯を作ります。そしてその上に蒲焼きにしたあなごを敷き詰めます。 出典:農林水産省Web…
ワニとはサメのことです。サメは体内に尿素を多く含むので、捕ってから2、3 日たっても腐りにくく、交通事情が悪かった奥地でも刺身として食べられる唯…
“医食同源”の考え方を受け継ぎ、季節の食材に生薬を取り入れて作ったのが薬膳です。島根県では地域の旬の食材を活かした薬膳料理が各地に見られます。…
乾燥した茶の花を入れ煮出した番茶を丸みのある筒茶碗に注ぎ、長めの茶筅で泡立てます。このときの音から、ユーモラスな「ぼてぼて茶」の名がついたといい…
特産品のアムスメロンの摘果されたものを粕漬けにしました。…
舞茸は、飯南町の特産品です。香り豊かで、歯ごたえのよい舞茸を使用した炊き込みご飯です。…
鎌倉時代から栄える石見銀山が、江戸時代に天領となり、江戸から石見銀山の代官所へやってくる代官や、役人たちに同行してきた奥方などが江戸の習慣を懐か…
大根、きゅうり、なす、しその実、うり、わらびをしょうゆ漬けしたとんばら漬けは、昔から頓原町に伝わる保存食の一つです。農家では冬になると漬け込んだ…
江戸時代文化(十一代将軍家斎)の頃、松江藩七代藩主松平不昧公は、若くして禅を学び、茶道を修めた文化人で、いわゆる不昧流の茶祖として有名です。この…
スズキは、出雲神話にも登場する宍道湖を代表する出世魚です。昔、大橋川の漁師が焚火の熱灰の上で魚を焼いて食べているのを当時の松江藩主松平不昧公が見…
三瓶そばは、三瓶の火山灰で、初秋期朝夕冷え込みの厳しい三瓶高原で栽培されています。安永2年(1773年)三瓶山麓で薬用人参の栽培が始まるとともに…
山間部の町では、大豆は貴重な蛋白質です。昔から、豆腐・厚揚・納豆などいろいろな料理に工夫をこらして使われてきました。この料理は、大豆を粉にして食…
竹皮で包んだ寿司飯に人参や山菜がのったもので、素朴な味わいです。…
津和野に古くから伝えられる郷土料理の1つです。津和野地内青野山の山麓にある笹山地区でとれる里芋は、火山灰土質の土壌で培われ、きめの細かさ、こしの…
奈良はわらび餅の原料であるわらび粉の名産地です。わらびの根のでんぷんから作るわらび粉を、湯で練り餅状にして食べるわらびもちは、古くは足利時代から…
奈良盆地でれんぞ(連座)と言えば4月3日の「神武さんれんぞ」を指す。この日は橿原神宮の神武会式(神武天皇をお祀りする日)にあたる。県内の各寺でも…
「色は黒いが味みておくれ、味は大和のつるし柿」と古くから歌われた干し柿です。…
粥というと、昔は米の取れない地方で雑穀や野菜をいれてを増量させた雑炊を連想しますが、奈良で食べられる茶粥は、地方特産の大和茶を使います。茶粥は米…
吉野川や飛鳥川の鮎は「万葉集」にも数多く詠まれている。かつて吉野川では6月から10がつ頃までが「鮎漁」で、11月から5月までが「筏流し」をしてい…
奈良では、「大和まな」などの葉菜類は、相性の良い薄揚げと醤油味で炊くことが多い。青い色を残してサッと煮あげると、シャキシャキ感が残り、大和まなの…
そうめんは奈良時代に唐(中国)の国から伝来した手法で、神話の三輪伝説から大和の中央にある三輪山麓が発生地といわれている。にゅうめんは、字の通りそ…
白うり、キュウリ、胡瓜、スイカ、などの野菜を塩漬けにし、何度も新しい酒粕に漬け替えながらできた漬物。元々1300年以上も前より『かす漬け』という…
米と炒った大豆を茶で炊いたもので、起源は、東大寺と興福寺の寺領から納められる上茶を煎じて、二番茶に塩を加えて米を炊き、一番茶に浸けて食べたと伝え…
お盆にお供えするおかずのひとつで、旬の七つの野菜(ミョウガ、サトイモ、インゲン、ニンジン、ナス、ズイキ、カボチャ、三度豆など)をゆでて、ごまと味…
奥吉野の山里では、桜の花が咲くころ「とう菜(高菜・春真菜)」を摘む。一年中食べることができるよう毎年どっさり「とう菜漬け」を作る。味を良くするた…
5月5日は「端午の節句」。端午とは端の午の日のことで、陰暦5月は梅雨時でじめじめとしており1年間で最も不快な時期であることから、菖蒲・よもぎ等の…
生姜は”・・垣もとに植し薑(はじかみ) 口疼く”と古事記の神武天皇の段に記述があるなど、古来から大和において栽培されてきた。昭和初期ごろまで明日…
しきしきは葛城當麻や新庄で普通に食されるおやつのひとつ。休耕田を利用して栽培した地元産小麦と砂糖を卵で溶いたものを薄く延ばしてクレープのように折…
奈良の山間部には昔から猪や鹿、熊など野生動物がたくさんおり、雑木の実などを食して人間と共存してきた。奈良には海が無く動物性タンパク源の乏しかった…
北の海から寒流にのって南下してきたさんまが紀伊半島に到着する12月頃、熊野灘のさんま漁が始まります。脂がおちて身の締まったさんまをもっともおいし…

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