高山市等の飛騨地域で栽培されています。旧丹生川村では、古くから赤紫色の丸カ ブ、「八賀カブ」が栽培されていました。大正7年(1918)に、八賀…
台湾で若者を中心に、インスタントラーメンの中にプリンを入れて食べるのが密かなブームとなっている。珍妙な組み合わせながら、とんこつラーメンのような…
皿の絵柄が透けてみえるほど薄く切られたふぐの刺身です。ポン酢醤油にもみじおろしなどを添えて食べます。 大阪ではフグの毒は当たれば命が危ないとい…
関東では「道明寺」とも呼ばれている関西風の桜餅は、道明寺粉の独特のプチプチした歯ごたえが魅力のひとつです。関東風の「長命寺」とは、またちがった桜…
沖の魚を使用することから、沖すきともいいます。元々、鍬、鋤を使って焼くすき焼きは大阪で発達した料理といわれ、鍋としては鋤、平貝が使われていました…
堺市ではお土産と言うと「くるみ餅」が定番です! くるみ餅と言っても胡桃が入っているわけではありません。 餡を餅でくるむところから、「くるみ餅」と…
きつねうどんは、明治時代、大阪の「松葉屋」から始まったものだといわれています。 名前の由来は、油揚げが狐の好きな食べ物だと思われていたことや、…
かやくとは元々漢方の用語で主要薬に対する補助的な薬(加薬)の意味です。料理では主材料に加える補助材料を加役といい、かやく飯は加役を入れた炊き込み…
丼の底で渦を巻くうどんの様子が、紡いだ麻糸を玉のように巻いた苧環(おだまき)に似ていることから「おだまき蒸し」の名がついた、と言われています。…
江戸前の握り寿司に対して、大阪には手間隙かけた大阪ずしというものがあり、大阪は瀬戸内海の新鮮な魚介類に恵まれ、春は鯛、夏はハモ、秋はサバとその種…
鍋で煮立てた汁に、鶏肉、魚介類、野菜、うどんを入れた寄せ鍋風の高級鍋料理です。大阪の老舗料理店の美々卯(みみう)が昭和初期に考案したそうです。…
昔から農家は、季節の野菜としてわけぎを作り、春先からのあえものとして旬の味を楽しんでいました。わけぎは、ひな節句の頃が最もおいしく、まて貝やあさ…
高松市沖合の女木島、男木島では、古くから落花生を栽培しており、秋に収穫した堀りたての落花生を塩ゆでにしたり、おせち料理の黒豆の代わりに利用してい…
まんばは、タカナ類の一種で東讃では「まんば」と呼ばれています。けんちゃんは、細切り野菜の油炒めに豆腐を入れて炒めたしっぽく料理のけんちんがなまっ…
農繁期が終わり、秋から冬にかけてため池の水を抜いた後、ふなを捕って作る。ため池の多い讃岐ならではの料理。…
小豆島のそうめんは、現在、寒製11~3月、別製4~10月までに製造されますが、この寒製そうめんを製造したときにできる端の部分「ふし」を有効に利用…
暑い夏、手軽に出来て主食にもおかずにも最適なのがなすそうめんです。小豆島のそうめんと、身近な野菜であるなすを組み合わせて伝えられてきたふるさとの…
田植えの前後、川やため池からすくってきたどじょうと、野菜、太めのうどんを大鍋で煮て作ります。この時期、集落の色々な共同作業や寄り合いごとに、うど…
農繁期が終わり、秋から冬にかけてため池の水をぬいた後にとれるふなで作ったものです。 白味そ、砂糖、酢をまぜた調味料に塩もみした大根と細切りにし…
春のお祝い事のもてなしの一品に欠かせない料理です。昔は、ちしゃがどの農家の畑にも植えられていました。 いりこを小さく割いたものやちりめんじゃこ…
たくあん漬けをし、そのたくあんが余った時に、無駄にしないで美味しいいただくための常備食として食べられています。 薄く切ったたくあんを塩抜きし、十…
かつては、船で阪神方面へ荷物を運搬して帰る男達へのねぎらいのごちそうでした。また、村の行事や寄り合いの時に、大釜を囲んで小皿に分けながら、あつあ…
里いもの葉柄の部分をずいきといい、柔らかく、えぐみのすくないものは食用となります。ずいきを用いる代表的な料理が「ぬたあえ」で、里いもを収穫する秋…
うどんどころのさぬきでも、冬至に食べるのは、やはりそばです。具のたっぷりかかったしっぽくそばは、体の内から暖まります。だしは煮干しだしで、具は、…
そら豆に実が入り、麦が熟れ始めると、瀬戸の海はさわら漁で賑わいます。このさわら料理の主役が押し抜き寿司で、花形(松・梅)、四角形、扇形等の木枠を…
西讃を中心に伝わっており、寒ぼらで作って炊きたての麦飯にかけて食べ、暖をとったよう。現在は、折り詰めや祝い事のお膳についている鯛を、家族みんなで…
小豆島では、夏から秋にかけて、海で釣って来たあじで姿ずしをよく作った。材料費がかからず、副食等がなくても充分に満足できる食事である。 香川…
夏祭りの酒客の肴は、たいていが魚の三杯です。あじを焼いて三杯酢に浸します。小魚を骨まで食べ、保存性を持たす工夫がされた料理です。…
節分には、1年の砂おろしと言って、こんにゃくを白あえや煮しめにして食べていました。今でも山間地域ではこんにゃくいもが栽培されており、生いもからこ…
正月の祝い肴には欠かせないのが黒豆です。黒豆はまめで働く、田作りは豊作、酢ごぼうは細長く堅実に、数の子は子孫繁栄などすべてに縁起をかついでいます…
冬の日差しの下、農家の軒先にたくさん干されていた切り干し大根は、一年中副食として利用でき、煮物や汁の実、三杯酢につけ、はりはり漬にするなどして食…
一度に大量に作れ、具の魚を強く塩と酢でしめているため、2~3日は日持ち可能であり、保存食としての色合いが濃い料理です。くさび型の締め栓を木槌でカ…
そら豆に実が入り、麦が熟れはじめると、瀬戸の海はさわら漁で賑わう。この頃讃岐の農家では、さわら料理を作り、親類縁者を招く。この料理の主役が「押し…
吹く風が冷たくなり始める秋口から冬にかけてのうどんの食べ方です。数種類の季節の野菜を汁とともに煮込む方法で、ゆでたうどんの上からともに煮た野菜を…
鉄鍋に出し汁を入れ、茹でた麺の上にねぎ、生卵、蒲鉾などを載せ煮こんで食べます。…
農村の日常食として、どこの家でも、季節の野菜をふんだんに使い、よく作られていたうどん料理の一つです。味噌仕立てが一般的ですが、しょう油味で食べる…
瀬戸内海は、かたくちいわしがよく捕れ、これをさっとゆでて干したいりこを入れた炊き込みごはんが食されてきました。 出典:農林水産省Webサイ…
里いもは、昔から煮ころがしや、田楽などによく利用されています。 「いもたこ」は、瀬戸内海でとれる新鮮なたこと、里いもを煮付けたシンプルな料理で…
小豆島の北部は今でも石材の産地であり、古くは大阪城築城の際、城の土台を作るため良質の石が運び出されました。その時に多くの石工達にふるまったのが「…
あおさ、出し汁、人参、しいたけ、醤油、みりん、味噌、餅、などの材料を使った料理です。…
みりんなどで味付けした味噌に刻みゆずを入れ、20~30分位よく練り仕上げて作ります。南巨摩郡増穂町がゆずの産地であり、他にもゆずを利用した特産品…
山梨県上野原市は、米の少ない地域であり、トウモロコシ、麦、粟、馬鈴薯を常食とし、盆や祭りなどに赤飯の代わりに酒まんじゅうを作っていました。皮に小…
山梨県内の山間部など米の生産量の少な地域の主食は、麦、トウモロコシ、ソバなどの雑穀やイモ、カボチャなどで、「朝おねり、昼おやき、夜ほうとう」とい…
県下一の生産量を誇る小菅村のわさびは、山間の冷たい清流の中で丹精込めて二年間育てられたもので味は絶品です。ま た、そのわさびで作られたわさび漬…
稲作農家にとっては、苗代の種まきは一年のうちでもっとも大切な行事とされているため、田の水口に収穫の神様を迎えて豊穣を祈る行事をしました。この時水…
めまきは「布巻」と書き、富士河口浅間神社の祭り「稚児の舞」で作られる郷土料理です。河口湖産のワカサギを焼いて芯にし、荒布昆布で三角形に整え幾重に…
鰍沢町十谷の郷土料理。その昔、収穫に感謝をし、穀物をふるう箕(み)の中に、山や畑で採れた沢山の食品を入れて神様にお供えしました。山深い耕地の狭い…
巻き寿司は「ハレの日」を代表する料理の一つです。寿司の具には、ずいき、厚焼き卵、干し椎茸、干ぴょう、おぼろ、牛蒡などを入れます。巻き寿司の「巻く…
山梨県では冬の保存食などに重宝されてきました。「柿食って医者要らず」と昔から 言われるように、まわりに付く白い粉(柿の甘味成分)には主にブドウ…
山梨の郡内地方は山地が多く水田が少ないことから、麦や雑穀を常食としていました。そのため夕食は野菜をたっぷり入れた煮込みうどんが主でした。…

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