今から約800年程前、大山寺の僧侶「基好上人」が、広い大山の裾野を利用して牛馬の放牧やそば作りを奨励されました。それ以来、大山の裾野では、そば作…
古来、大山は修験者の道場として知られ、修道者のための山菜を主にした精進料理が発達してきました。これは大山こわめしとも大山こわみしとも呼ばれて、大…
弓ヶ浜半島の境港をはじめとする県内の漁港では、4月から5月にかけてイワシ漁が最盛期を迎えます。そんなイワシを豪快に叩いて作るのが「いわし団子」で…
昔から水田に恵まれない弓浜地帯では、主作物として栽培されたさつまいもと、のどごしを良くするさといもを加え、ぼたもちを作り間食にしていた。現在では…
「いただき」は、油揚げに包まれた炊き込みご飯です。 油揚げの中に炊き込みご飯がぎっしり。油揚げの旨味がご飯に浸透した一品。 県西部に住む…
いぎす草とは、天草の一種で、初夏に海岸に流れてきます。これをを使った料理は精進料理にはなくてはならない料理です。 出典:農林水産省Webサ…
日本海では、昔から新鮮なイカがたくさん捕れる。そのイカを使った、手間のかかった料理が伝わっている。 はらみいか、イカずしとも呼ばれている。…
青谷町夏泊で採れたいがいをむき身にして味付けご飯にした夏の味で、盆のもてなし料理として古くから伝わる。…
小豆は、昔から慶事に赤飯や餅のあんなどとして、生活の節目に登場する食材の一つです。小豆雑煮は、茹でた小豆を砂糖で甘く味付け、それに餅を入れて煮た…
祭などで作られていたもので、山間部では山の幸、海岸部では 赤貝などで作られた米料理の一品で、豊富に入っている具が栄養をみたしている。…
良質の大豆を原料に作った豆乳を熱したときに表面にできる薄い膜のことで、大豆の香りと旨味が凝縮された京名物の一つです。…
鍋に昆布を敷き、水を張った中に一口大に切った豆腐を入れ、温まったところを引き揚げてつけダレで食べます。豆腐、水、昆布だけが材料であるからそれぞれ…
京都では、古くより6月30日の夏越し(なごし)の祓(はらえ)には、 夏に病にかからぬように、これからの半年を災厄なくすごせるようにと水無月をいた…
だし汁(かつお味)で大根が透き通るまで煮て、油抜きした油揚げを入れ、砂糖・味醂・塩・醤油で味を調えます。盛り付ける直前にみず菜を入れて歯ごたえを…
ぼたん鍋といえば、みそ仕立てでぐつぐつ煮込むのが主流ですが、薄く切った猪(しし)肉を特製スープでさっと煮て、あつあつをポン酢で食べる、しゃぶしゃ…
・京都では、そばや丼物などに山椒をかけるのが定番! うどん屋さん・そば屋さんでも、客席に七味と並んで山椒が置かれていることが多い。 ・山椒塩に…
聖護院ダイコンを昆布だしで柔らかくなるまで煮て、白柚子味噌をたっぷりかけていただきます。冷え切った身体でふうふうと息を吹きかけて食べる冬のおばん…
伏見とうがらしをゆでて、じゃこと濃いめの味に煮こみます。夏の食欲がない時期に、ごはんのあてにたっぷり作り置きをします。…
京都の夏はハモ料理です。その中で「はものおとし」は、あっさりとしていて、栄養があって、蒸し暑い京都の夏をこれで乗り切ります。 京都の夏にハ…
心地よい歯ごたえと独特の風味、鮮やかな黄緑色が食卓に春を届ける一品です。花菜と辛子は相性が良い。 初春の花として栽培されていた物を花が咲く前の…
海に遠い山城地域で、干物の身欠きにしんと夏の太陽の恵みをいっぱい浴びた茄子を炊き合わせた出会い物。…
豆腐は中国で紀元前二世紀、漢の武帝の頃に発明されたといわれます。日本へは鎌倉・室町にかけて留学僧によって製法と伴に伝えられたものと思われます。京…
八ッ橋は京都発祥のお菓子で、米粉、砂糖、ニッキの粉末を混ぜて薄く焼き上げたせんべいの一種です。焼かずに蒸しあげると生八ッ橋になります。…
丹波山間地において、正月三が日は祝い餅として雑煮代わりに豪快な納豆餅を食べる。直径約15cmもある大きい丸いのし餅を焼いて、きな粉の入った飯切り…
手間ひまとコツのいるもちです。 奥山のとちの実を入れて餅につきこんでつくります。とちの実の香りと、さっくりした口ざわり、ほろ苦さに特徴がありま…
丹波山間地の寒くて雪の少ない地域の農家の冬の副業として作られてきた糸寒天と、自家製丹波大納言小豆で作ったこしあんとをあわせた、冬の郷土食。でっち…
丹波黒大豆を使った祝いの行事に食べる寿司。黒豆の煮汁を入れて炊きあげるため、炊きあがりは灰色になるが、合わせ酢を入れると鮮やかな赤紫色に変わる。…
数々あるタケノコを使う京料理の中でも、「田楽」は趣が深い。「若竹煮」のような洗練された印象はないものの、 そのシンプルな調理法と素朴な外見の中に…
葉山椒とじゃこを、やわらかく炊き合わせたもの。「京ちりめん」のひとつです。…
京都には、蒸し寿司、押し寿司など、特徴的なすしが多くありますが、京寿司の代表となると、鯖の棒寿司といえるでしょう。周囲を山に囲まれ、新鮮な魚介類…
サバを用いて作られる 棒寿司の一種、または鯖のなれ寿司のこと。 ・京都市内の寿司店100軒以上で鯖寿司を提供! ・京都府民は、贔屓の寿司…
端午の節句や半夏生(はんげしょう:夏至から11日目にあたる日)に食べます。うるち米ともち米の粉を7:3の割合でこね、細長い棒状のしんこ団子にした…
秋から冬に、大根・人参・ごぼう・里いも等の根菜野菜と豆腐・コンニャク・油揚げを醤油で味付けをする具だくさんの汁ですが、材料をその地域、季節のもの…
おせち料理の三種の祝肴には、欠かせないものであり、勝ち戦(軍)を象徴する名残りとして、栗を入れるところもあります。 大粒の丹波黒大豆は、長い時…
蕪(かぶ)を薄く切って昆布、唐辛子とともに酢漬けにした京都の伝統的な漬物です。通常、京野菜の聖護院蕪を使います。 ・千枚漬けは、1865年…
ぱっと開いたばかりの木の芽と柔らかな竹の子、旬の物どうしを組み合わせは、春を感じさせる一品です。…
貴船神社前から奥社にかけて貴船名物の川床の店が並んでいます。渓流に床を張り出し、せせらぎの音を聞きながら川床料理を食べていると、夏の暑さも忘れて…
ごぼう、にんじん、こんにゃく、干ししいたけ、油揚げ等をいれた炊き込みご飯。香りのよいだしを使用します。…
冬の味覚の王者”松葉ガニ”(地方によって、越前ガニやズワイガニとも呼ばれています。)は、丹後の冬の特産品として全国にその名を知らしめています。カ…
懐石料理とは、本来茶の湯において茶会の際、会の主催者である亭主が来客をもてなす料理をいいます。現在では、茶会以外の料亭や割烹など日本食を扱う料理…
京都では、日常のお菜(おかず)のことをおばんざいといい、これは宮中の有職(ゆうそく)料理、寺院の精進料理、茶の湯の懐石料理が混ざり合い、江戸時代…
宇治田原町の郷土料理です。町のホームページの茶文化の欄にもありますが、鰻茶漬けというものがあり、非常に珍しい料理です。…
「うずみ」とは、「うずもれる」・「うずまる」という意味で、ご飯で豆腐全体を覆ってしまい、豆腐がご飯の中に埋もれている状態になるため、この名がつき…
宮家に仕えた初代平野権太夫が、九州行幸のお供の折に唐芋(とうのいも)という芋を持ち帰り、京都の土に根付いたのが海老芋の始まり。それを北海道産の棒…
長岡京市の特産物の「ナス」、「かぼちゃ」と「小豆」を醤油と味噌で味付けした「汁もの」です。同市内の浄土谷と言う集落に伝わる8月13日の夜おしょら…
香魚とも呼ばれ、六月一日に漁が解禁される鮎は、まさしく鴨川や保津川などの清流に恵まれた京都市で、古都に初夏を告げる味です。はらわたにも特有の香気…
子どもの誕生日や入学の祝いなどのお祝いには、小豆飯を炊いて祝うハレ食である。 丹波大納言と呼ばれる大粒で光沢・風味のよい小豆を固めにゆで、もち米…
堀り立ての生落花生を塩ゆでしたものです。また、冷凍すると保存も出来ます。…
昭和6年頃には桃収穫量を岡山県を抜き、全国日本一にもなった程、桃の歴史はありました。瑞々しい甘さが特徴の桃を、たっぷりの果肉と果汁でゼリーにし、…
小麦粉と白玉粉を原料に手作りだんごを作り、あんこを絡めただんごです。だんごの形から「へらへらだんご」と呼ばれます。佐島の船祭りには欠かせない郷土…

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