- No.7254
- 料理・グルメ
茹で干し大根とかんぼこの煮物 (長崎県/西海市)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_23_nagasaki.html)
「茹で干し大根とかんぼこの煮物」は西海市の郷土料理。「茹で干し大根」と「かんぼこ」の組み合わせが長崎ならではの味わいをうみだす。
「茹で干し大根」は西海市で寒期に作られている保存食。大栄大蔵大根(だいえいおおくらだいこん)」を短冊に切って茹で、それを海に面した断崖の中空の干し場で1~2日かけて陽光と海の冷たい風にさらして干し上げて作っている。戻して調理すると苦みが少ないやさしい味わいが楽しめる大根になる。なお、断崖の中空の干し場とそこでの作業風景は、全国に知られる西海市の冬の風物詩となっている。
一方、「かんぼこ」は長崎名物のかまぼこ。近海の新鮮なアジ、イワシ、トビウオなどを材料にして作っていて、エソ、グチ、ハモなどが材料の普通の蒲鉾とは一線を画す味わいとなっている。そのため長崎県のかまぼこ類の消費額は全国トップクラスである。なかでも「揚げかんぼこ」は人気が高く、そのままで食せるのはもちろん、「茹で干し大根とかんぼこの煮物」をはじめとする多くの料理の食材としてもよく使われている。
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2024/5/9 13:47:33 登録
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