• No.7245
  • 料理・グルメ

ぬっぺ (長崎県/諫早地区)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_14_nagasaki.html)

「ぬっぺ」は諫早地区に古くから伝わる郷土料理。
実は、これに類する料理は日本各地に存在している。名称も、同じ「ぬっぺ」のほか、「ぬっぺい」「のっぺ」といった一字違いのものが多くある(それぞれ末尾に「汁」を付けて呼ぶ場合もある)。どれもさといもを中心とした根菜類を小さく切って煮ることと、汁にとろみがあることが共通点となっている。
いつ、どこで発祥したかは定かではない。各地で作られるようになったのは、一説では、主な材料の根菜類が身近にあって廉価で、煮崩れしにくいため、一時に大量に作り置きできる点が好まれたからだとされている。また、その都度温めて提供できるため、人が多く集まる場の料理としても日常の作り置きのおかずとしても最適と見られたことも影響したと考えられている。
なお、「ぬっぺ」という呼び方は、さといもやでんぷん(片栗粉)のとろみで「ぬっとり」することからきているといわれている。

2024/5/9 13:15:20 登録

アクセス 2 pt

ぬっぺ

[次] → 鼻はじき

ページの先頭