- No.7234
- 料理・グルメ
しゃっぱの煮付け (佐賀県/有明海)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/45_20_saga.html)
エビのような見た目を持つシャコ科のシャコは、北海道から沖縄まで日本全土に生息する甲殻類である。前足がカマキリのハサミのような形をしているのが特徴で、これで小魚やエビなどを捕食している。生息地は沿岸の砂泥質海域に多く、泥底にU字形の巣穴を掘りすんでおり、有明海でも水揚げされる。佐賀県での呼び名は主に「しゃっぱ」。「がねしゃっぱ」と呼ばれることもある。クルマエビやシバエビの刺網にかかり嫌われることも多く、雑魚として扱われることもあるが、エビのようなうまみがありおいしい。あっさりとしており酢との相性も良いので、ゆでてすしにして食べられるのがポピュラーだ。佐賀県では、塩ゆでにするほか、醤油で炊いた煮付けにする。炊くことによってうまみを含んだだしがたっぷりと出るのが特徴で、夏の味覚として親しまれている。
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2024/5/8 18:22:36 登録
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