• No.7181
  • 料理・グルメ

いもべらあずき (高知県/伊野町)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/imoberaazuki_kochi.html)

土佐和紙の産地として知られ、県中央部に位置する伊野町。この地域では昔から、冬の味覚として親しまれている「干しいも」のことを「へら」と呼んでいる。また、さつまいもを丸のまま何時間もじっくりと煮たあとに、そのまま干し、周りが乾いてきたら輪切りにし、さらに干したものを「ゆでべら」や「煮べら」と呼んでいる。「いもべらあずき」とは、ゆでべらと小豆を甘く煮た伊野町の郷土菓子である。ねっとりとした食感と、ほくほくとした素朴な甘さが特徴である。
伊野町以外の地域は、ゆでべらを「東山(ひがしやま)」と呼ぶのが一般的。東山はそのまま食べても良いが、少しあぶって食べるとまた格別である。しっとりした食感とコクのある甘さの東山は県産品として人気である。「いもべらあずき」も伊野町に限った呼称だが、こちらも高知県民には馴染み深い。

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いもべらあずき

2024/5/7 13:35:54 登録

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