• No.7156
  • 料理・グルメ

鯛そうめん (香川県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tai_soumen_kagawa.html)

「鯛そうめん」は、タイとそうめんをあしらった豪華な大鉢料理で、婚礼のトリを飾る伝統料理である。
つくり方は、塩でしめたタイを一匹丸ごと、醤油、砂糖、酒を加えぐつぐつと煮崩れないよう大鍋で煮込み、ゆでたそうめんと共に大皿に盛り付ける。婚礼の宴会では、それを座卓に載せ、讃岐伊勢音頭に合わせて、二人がかりで座卓ごと揺すりながら出すというのが習わしであった。
他にも、新家の棟上げ式や漁村では船の進水式でも振る舞われてきた。「鯛そうめん」は「鯛麺」とも呼ばれ、祝いの席では欠かせない料理として明治時代以降広まってきたが、江戸時代にも既に「鯛麺」は武家の献立として記録が残る。
タイの浜焼きが盛んだった詫間町では、タイは煮ずに焼いたタイとそうめんを大皿に盛り付ける所もある。他にもピンクや紫などのそうめんを使用したり、錦糸卵や野菜の飾り切りでより一層華やかに盛り付けるなど、地域によって盛り付け方も様々である。

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鯛そうめん

2024/5/6 19:38:02 登録

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