• No.7157
  • 料理・グルメ

わりご弁当 (香川県/小豆島)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/warigo_bentou_kagawa.html)

瀬戸内海の小豆島では、毎年5月3日に「肥土山農村歌舞伎」が開催される。これは昔、農業用ため池の完成を祝って始まったとされる伝統行事で、江戸時代から続いており、県の無形民俗文化財に指定されている。この歌舞伎の演目の合間などに食べられてきたのが、わりご弁当である。わりご弁当は、長方形の木箱を中ほどから斜めに二つ割りにした形のものが多い。昔から2個1人前とされていて、20人前40個を負い紐のついた黒塗りの木箱に納め持ち運ぶようにしており、平安時代から使用されてきたといわれている。現在も、このわりごを使用しているのは小豆島のわりご弁当だけといわれるほど、小豆島に古くから受け継がれてきた、独自の幕の内弁当である。弁当の内容は、様々で地元の食材を使った色とりどりの料理が楽しめ、それを歌舞伎の席で分け合いながら食べる。

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2024/5/6 19:39:43 登録

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