• No.7099
  • 料理・グルメ

かき飯 (広島県/江田島市)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/42_28_hiroshima.html)

かきの養殖が盛んな江田島市周辺で作られるようになった、かきの旨味をふんだんに楽しめる炊き込みご飯。 広島のかき食の歴史は長く、古くは縄文・弥生時代から天然のかきを食べていたことが、貝塚から出土した殻により分かっている。また1500~1600年代には養殖が始まったと考えられ、今では広島県のかきの水揚げは全国の6割を占める(農林水産省「令和2年漁業・養殖業生産統計」)。このあたりの湾は、波が静かでありながら潮の流れが適度にある。また湾に河川が流れ込むことにより、梅雨時期から夏にかけて、海水中の塩分濃度が薄まる層が生まれ、かきが好む環境になる。また中国山地から流れ込む栄養素など、かきの成育に良い条件が揃っていることもあり、広島のかきは身が大きく濃厚な味わいが特徴である。また味のおいしさだけでなく、県が独自に食品衛生上の条例を設けており、安全性の高さも人気の理由と言える。 かき飯は駅弁としても人気で、「しゃもじかきめし」をはじめ数種類の駅弁が販売されている。

2024/5/6 13:43:27 登録

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