• No.6965
  • 料理・グルメ

とふめし (兵庫県/丹波篠山市)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_12_hyogo.html)

豆腐めしは、「とふめし」と呼ばれ、ゆでた豆腐やニンジン、ゴボウ、鯖の水煮などを炒め、炊きたてのご飯に混ぜたもので、丹波篠山市の大山地区に約120年前から伝わる郷土料理である。地域の寄り合いの際に大勢の料理を用意することが大変だったので、長老がおかずとご飯を混ぜて作ればいいと提案したことから生まれた料理という。山里にも関わらず鯖があるのは、若狭湾から京都に鯖などの魚類を運ぶルート「鯖街道」の一つがこの地域までつながっていたため、塩漬けの鯖が手に入ったからである。
丹波地区では江戸時代半ばから農閑期に灘の酒蔵まで出稼ぎに行く季節杜氏が多かったが、その杜氏が出発する際に腰に下げていた弁当の中に「とふめし」が詰められていたという。

2024/5/1 14:21:12 登録

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