- No.6955
- 料理・グルメ
ハモ鍋 (大阪府/泉州地域)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_24_osaka.html)
ハモは大阪湾に古くから生息しており、近世中期のころには大阪で流通するようになった。大阪や京都では夏の祭りに欠かせない食材であり、夏の旬魚として知られるが、産卵を終えて脂がのった秋のハモもまたおいしい。びっしりと小骨があるため、皮だけ残して身に細かく切り目を入れる「骨切り」をしないと食べられない。
大阪湾に面し海の幸に恵まれた泉州地域では、ハモは古くからなじみのある食材で、ハモ鍋もよく食されてきた。ハモの頭や骨を使って出汁をとり、具材に玉ねぎとじゃがいもを入れるのが泉州流。「日本における玉ねぎ栽培発祥の地」とされる泉州地域ならではの料理といえる。泉州玉ねぎの甘みが鍋いっぱいに広がり、淡白なハモとよく合う。
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2024/5/1 13:41:33 登録
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