- No.6944
- 料理・グルメ
あかねこ (大阪府)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_8_osaka.html)
蒸したもち米と小麦粉をついてできたもちに、砂糖ときな粉をまぶしたもの。「半夏生(はげっしょ)もち」とも言う。小麦粉が入っているため、もち米だけで作ったもちよりも粘りが少なく、サクサクした食感を楽しめる。
半夏生とは、夏至から数えて11日目の7月2日頃から7月7日頃までのことをいう。農家はこの頃に田植えを済ませるので、田植え前に収穫した小麦と、昨年収穫したもち米で「あかねこ」を作り、田植えが終わったことへの感謝と、豊作への祈りをこめて食するならわしがあった。
当時の自家製の小麦粉は、皮ごと粉に挽いていたため褐色だった。そのためもちが褐色になり、できあがったもちの見た目が「猫の丸い背中」に似ていたことから、「あかねこ」と呼ばれるようになったという。
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2024/5/1 11:19:28 登録
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