• No.6942
  • 料理・グルメ

ごより豆 (大阪府)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_6_osaka.html)

泉州地域や河内地域で楽しまれてきた日常食で、大豆と干した小魚・えびを一緒に甘辛く炊いたもの。河内地域では「じゃこ豆」と呼ばれることが多い。
具材となる小魚やえびの種類は地域によって異なり、大阪湾に近い泉州地域では海で獲れた小魚やえびを用い、内陸部である河内地域では川で獲れたものが使われた。
「ごより」とは、大阪湾で獲れた雑魚を天日乾燥したもの。昭和の半ばまで、泉州の海辺には砂浜が広がり、網にかかった小魚やえびじゃこ(小えび)をまとめて天日干ししていた。その中から売れるものを取り出し、その後に残った雑魚が「後寄り(ごより)」と呼ばれた。
いずれもカルシウムが豊富な小魚と、たんぱく質が豊富な大豆の組み合わせで、栄養面でも優れた伝統料理である。

2024/4/30 19:20:34 登録

アクセス 0 pt

ごより豆

[次] → 白味噌雑煮

ページの先頭