• No.6940
  • 料理・グルメ

ばらずし (大阪府)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/39_3_osaka.html)

穴子やしいたけなどの具を刻み、すし飯に混ぜ込んだ五目ずし。
一説によると、ばらずしの発祥は岡山県で、江戸時代に藩主が質素倹約のため「食膳は一汁一菜とする」と発令したことに庶民が反発し、多様な具材をご飯に乗せて「一菜」としたのが始まりだという。
関東では刺身などの具材をすし飯に乗せて「ちらしずし」と呼ぶことが多いが、関西では細かく切った具材をすし飯に混ぜ込むスタイルが主流で、「ばらずし」と呼ぶ。レシピは家庭によってさまざまだが、具材に刺身は必須ではない。手軽に作れて食卓が華やかになる料理のため、老若男女問わず人気のメニューである。
大阪ではたくさん作って余ったばらずしを、翌日には蒸して「蒸しずし(温ずし)」して食す。残りものもおいしくいただく食の知恵が見てとれる。

2024/4/30 17:00:23 登録

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ばらずし
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