• No.6902
  • 料理・グルメ

幸福豆 (滋賀県/湖北地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kofuku_mame_shiga.html)

「幸福豆」は滋賀県を代表する昔ながらの「大豆をつかったお菓子」である。農家では大豆は水田の畦で栽培し、小麦は裏作で自給分を栽培していた。現在、滋賀県では小麦生産が増加しつつあり、小麦粉を使う場合が多い。米粉でつくるともちもちとしておいしい。
滋賀県は稲作を中心に農業が発展してきたことから、古くより米が豊富にとれていた。品質の良さと生産量の多さから滋賀県は「近畿の米蔵」とも呼ばれていた。そのため、米を使った料理は、飯以外にも餅やだんごなどのおやつとしてもよく食べられていた。「幸福豆」もその一つである。甘いおやつがない時代では、煎った大豆と米粉を砂糖と水に混ぜ合わせ焼いた「幸福豆」を農作業の合間のおやつとして食べられていた。ほかにもいもつぶしやお和えだんご、青豆だんご、汁だんごなど数多くあり、どれも腹持ちの良いおやつであった。

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幸福豆

2024/4/28 10:34:24 登録

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