- No.6903
- 料理・グルメ
鯖の棒ずし (滋賀県)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sabano_bouzushi_shiga.html)
「鯖の棒ずし」は、お祭りのご馳走として定番の郷土料理である。「鯖の棒ずし」以外にも焼サバずし、姿ずし、なれずしと、サバを使ったすしは数多くある。サバを使った料理が多い理由として、湖北地域や湖西地域ではサバがよく手に入ったからである。古くから若狭湾でとれた魚介類を京都へ運ぶ道があり、湖西地域を通るルートもあった。サバが多く運ばれ、「鯖街道」と呼ばれており、街道沿いに製造販売店も多い。長浜でも敦賀湾から、サバ、ニシン、サケを入手することができた。尚、「鯖の棒ずし」は、大津や長浜の曳山祭りのご馳走として欠かせない料理であった。
滋賀県の米は、数種類の品種が栽培されている。「コシヒカリ」や「みずかがみ」、「秋の詩」、「キヌヒカリ」や「日本晴」などあり、その中でも、コシヒカリとみずかがみは一般財団法人日本穀物検定協会による令和元年(2019年)産米の食味ランキングにおいて、最高ランクである「特A」に評価された。みずかがみは、滋賀県が独自に開発した品種で、炊き上がった米はつやがあり、適度な粘りと甘みがあり、冷めても美味しくいところが特徴的である。
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2024/4/28 10:35:11 登録
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