- No.6845
- 料理・グルメ
ふきの煮付け (愛知県/尾張地域)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/fukinonitsuke_aichi.html)
ふきは北海道から沖縄まで、全国の野山で自生しており、平安時代から食べられていたという。現在、流通しているふきの多くが、愛知県の伝統野菜の「愛知早生(わせ)ふき」である。
愛知早生ふきは知多半島が一大産地となっており、その歴史は明治中頃までさかのぼる。現在の東海市で発見され、葉ののびが早く、茎も太く、さらに香りも良いということから、周辺地域に広まった。また、知多半島は大きな河川がなく、農業をおこなう上での課題があったが、昭和に入って愛知用水ができると、さらに安定して収穫ができるようになった。現在では、10月から翌年1月に収穫する“秋ふき”と、2月から5月に収穫する“春ふき”が生産されている。
このように全国トップクラスのふきの生産をおこなっている愛知県では、ふきを使った料理も親しまれている。なかでも「ふきの煮付け」がよくつくられる。愛知早生ふきは、茎が非常に太いため、シャキシャキとした食感を楽しむことができる。
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2024/4/25 9:09:38 登録
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