- No.6811
- 料理・グルメ
葉っぱずし (福井県/永平寺地区)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/happa_zushi_fukui.html)
「葉っぱずし」はアブラギリ(油桐)というトウダイグサ科の落葉高木の葉で酢飯と一緒にマス、しょうがを包んだ「すし」である。永平寺町周辺など九頭竜川流域では「木葉(こっぱ)ずし」ともいい、薄紅色という色合いからも祭りや祝い事に欠かせない郷土料理である。保存性と香りの良さからアブラギリが使われているが、アカメガシワ、笹の葉、柿の葉など、ほかの葉を使うこともあるようだ。ひと口大に握ったマスのすしを包むことから、人によっては単なる「マスずし」とも言われている。アブラギリの木は野山に自生しているが、永平寺地区の人々は自宅の庭に植え、「すしの木」として親しんでいた。
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2024/4/24 9:51:39 登録
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