• No.6704
  • 料理・グルメ

水かけ菜の漬物 (静岡県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/36_5_shizuoka.html)

御殿場市と小山町は、冬寒く夏涼しい準高冷地域である。この辺りでは、富士山の雪どけ水が湧き出した地下水が豊富で、年間を通して水温13度を保っている。「水かけ菜」は、この地域の伝統野菜であり、2~3月の早春にしか味わえない特産物である。冬季の水田に高畝を作り、湧水を流して保温し栽培する。名前の由来は、「水を流す」ことを「水をかける」ということから、「水かけ菜」と呼ばれるようになったという。
栽培は、明治19年、北郷村(現在の小山町)阿多野の戸長が越後(新潟県)より種子を持ち帰ったことにより始まったとされる。明治中頃、東海道線(現在のJR御殿場線)施設工事の労働者とともにやってきた、越後の女性により水かけ菜の漬物が作られ、以後、御殿場・小山地域で広く栽培され、食べられるようになったといわれている。

2024/4/19 15:39:32 登録

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