• No.6680
  • 料理・グルメ

夕顔のみそ汁 (山梨県/富士北麓地域)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/yuugao_no_miso_shiru_yama_nashi.html)

夕顔は富士北麓地域の夏の風物詩で「夕顔のみそ汁」が頻繁に食卓に上がる。一般的には「ゆうがお」と呼ぶが、山中湖村では「ゆうごう」と呼ばれることが多い。この地域に栽培されている夕顔は、朝顔とは別の植物であり、また、かんぴょうの材料となる「マルユウガオ」でもなく、ひょうたんのような長いかたちをした「ナガユウガオ」である。夕顔は古くから利尿作用があるとして、腎臓病を患う人の食事に用いられてきたという。夕顔の名は、朝に咲く朝顔に反して、夕方に開花することからきている。夕顔の原産地は北アフリカ、またはインドで、古くから日本でも栽培されているが、いつどのように伝来されたかは分かっていない。富士北麓地域では、大正時代から夕顔栽培がおこなわれてきており、昭和40年(1965年)頃から市場に向けて栽培が盛んにおこなわれるようになった。現在は高齢化などから栽培する人は減少したが、各家庭の畑などで多く栽培されており、地域の代表的な野菜の一つになっている。

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夕顔のみそ汁

2024/4/18 11:12:00 登録

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