- No.6681
- 料理・グルメ
生湯葉 (山梨県/身延町)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nama_yuba_yama_nashi.html)
「生湯葉」は大豆を煮て粉砕し、布でしぼってつくった豆乳を煮立て、その表面にできた被膜のことで、身延町の特産品であり、たくさんの製造元がある。「生湯葉」といっても一種類ではなく、厚さや食感の違う「生湯葉」がいろいろと売られている。約750年ほど前、日蓮聖人が身延山に入山した際、弟子たちが師の体を気づかい、消化吸収の良い栄養源としてつくったのが始まりといわれている。日本へは約1200年前、平安時代の僧である最澄が中国より、「仏教」「茶」とともに「湯葉」を持ち帰ったのが起源ともいわれている。大豆は良質な植物性たんぱく質と脂質が含まれ、肉食を禁じられている僧侶たちの体を支える、現在でも大事な精進料理のひとつである。
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2024/4/18 11:12:47 登録
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