- No.6643
- 料理・グルメ
こはだの粟づけ (東京都)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_21_tokyo.html)
江戸時代から江戸前を代表する食材だった「コハダ」は、仕込みに職人の技が問われる食材で、江戸前ずしの光りものと言えば、「コハダ」と代名詞になるほどネタとして欠かせないものである。握りずしのほか、酢じめで食される機会が多いが、「こはだの粟漬け」もそのひとつ。
成長により名前が変わっていくコハダ。稚魚「シンコ」若魚「コハダ」「ナガスミ」成魚「コノシロ」と、出世魚であるコハダを用いることで縁起を担ぎ正月料理に用いられる。
また、クチナシで黄色に染めた粟と漬けて「五穀豊穣」を願い、縁起の良い組み合わせが二の重の縁起物としておせち料理を彩る。重箱に詰めることを考慮し、多少強めの酢加減にすることで保存性が高まる。
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2024/4/17 16:08:00 登録
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