• No.6448
  • 料理・グルメ

ほっきめし (宮城県)

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/hokki_meshi_miyagi.html)

ホッキ貝(北寄貝)は、正式名をウバガイという大型の二枚貝で、その大きさと美味しさから「貝の王様」と呼ばれている。
ホッキ貝にはビタミンB12が豊富に含まれており、その含有量は魚介類の中ではトップクラスを誇る。ビタミンB12は赤血球中のヘモグロビン生成を助けるほか、脳から神経伝達を正常に保つ働きがある。また、タウリンも豊富で、コレステロールを減らす、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防などが期待されている。
旬は冬から春である。国内での生産量は北海道が最も多いが、山元町の磯浜漁港は、古くから県内一の水揚げを誇っている。山元町では漁協の資源管理によって捕獲できるサイズを9.5センチ以上と決めており、大ぶりなホッキ貝は高級寿司ネタとして珍重されるほか、旨みたっぷりの「ほっき飯」が郷土料理として食べられている。
「ほっき飯」は生のホッキ貝を醤油ベースのタレで煮て、その煮汁で炊き込んだご飯の上にのせたもの。ホッキ漁が盛んな山元町ならではの家庭料理の一つ。この家庭料理は次第にご当地グルメとして飲食店でメニューに載るようになっており、今では町を代表する郷土料理の一つとなっている。

アクセス 2 pt

ほっきめし

2024/4/8 10:33:36 登録

[次] → 柿漬け

ページの先頭