- No.6391
- 料理・グルメ
ラーメン (北海道)
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ramen_hokkaido.html)
明治17年(1884年)、函館市で店を構える洋食店で提供された「南京そば」というメニューが「日本ではじめてのラーメン」だったという説があるが、詳しい資料などが残っておらず、定かではない。
戦後になると、気温の低い北海道では「ラーメン」が食生活のなかに急速に浸透していく。札幌の「味噌ラーメン」、函館の「塩ラーメン」、旭川の「醤油ラーメン」など、地域ごとの風土に合わせた特徴のあるご当地ラーメンが生まれた。その後も道内ではラーメン店舗が増え、各店舗が味を競い合い独自の進化を遂げてきた。
北海道の「ラーメン」は、油分が多い濃厚な豚骨をベースにすることが多いが、これには、アイヌの人たちが昔から食していた白濁の豚骨スープが受け継がれているという説がある。麺に関しては、自家製麺より製麺所でつくった麺を使用している店舗が多い。そのため店舗と製麺所の関係は深く、店舗が使う麺をつくっている製麺所から暖簾が贈られるという独特の習慣もある。
道内にはラーメン店が数多くあり、季節を問わず、1年を通して食されている。
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2024/4/4 8:57:51 登録
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