- No.6188
- 菓子・甘味
タルト (愛媛県/松山市)
・愛媛県民にとって「タルト」と言えば、あんこをスポンジ生地で巻いた和菓子!?
・愛媛のタルトは、県内100社以上のお菓子メーカーが販売する愛媛銘菓!
・洋菓子のタルトはフランスがルーツ、愛媛のタルトはポルトガルのお菓子「トルタ」がルーツ!
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/taruto_ehime.html)
松山市を代表するお菓子。松山市では、カステラ生地であんを巻いたロールケーキ状のお菓子を「タルト」という。正保4年(1647年)久松家初代松山藩主・松平定行公は、ポルトガル船が長崎へ入港したという知らせを聞いて、長崎の海上警備へ赴いた際に、カステラの中にジャムが巻かれた南蛮菓子であるタルトに出会い、その味の虜になった。松山への帰郷の際に長崎から製法を持ち帰り、ジャムが柑橘系だったことから四国特産の柚子をアクセントに加え、和の要素を取り入れたお菓子に変化させたといわれている。製法は後に久松家の家伝となり、明治以降に松山の菓子司に技術が広まった。
名前の由来は、オランダ語でケーキを意味する「taart」からとする説やポルトガル語でロールケーキを意味する「torta」からとする説がある。いずれもラテン語の焼き菓子に由来する。
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2022/4/25 14:21:36 登録 2024/5/7 11:14:18 更新
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