• No.5150
  • 料理・グルメ

地獄炊き (長崎県/五島列島)

地元名産・五島うどんで作る「地獄炊き」。名前の由来は、うどんを茹でる様子が地獄の釜でグツグツ煮立てた情景と似ているからだとか。また、もう一つの説として、「大変おいしい」の言い方の中に「至極おいしい」があり、これがいつの間にか「至極炊き」→「地獄炊き」になったと言われている。

地元名産の五島うどんで作る「地獄炊き」。生卵・少量の醤油・かつおぶし・ネギを加えてつけだれを作り、そこにゆでただけの五島うどんを入れて食べる。

五島うどんを茹でる(五島うどん以外は茹で時間を目安より短く)。お椀に生卵・醤油を入れて混ぜ合わせ、ネギ・鰹節を入れて完成。鰹節は細かいほうが麺に良く絡むのでオススメ。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/46_12_nagasaki.html)

「五島うどん」は、長崎県の最西端にある五島列島の古くからの特産品。
かつて五島は遣唐使船の寄港地であったことから、中国でさまざまなことを学んだ遣唐使がその原型を伝えたといわれている。近年の研究においては、製法が酷似している中国・浙江省永嘉県岩坦(せっこうしょうえいかけんがんたん)地区に伝わる索麺(そうめん)がルーツではないかという説がでている。
生麺ではなく椿油を使って島原そうめんで、ゆでて戻した麺は丸くて細くつるんとした食感が特徴となっている。

アクセス 136 pt

地獄炊き

2015/4/24 8:50:34 登録 2024/5/9 13:13:26 更新

[次] → イカニンジン

ページの先頭