• No.5001
  • 料理・グルメ

タレかつ丼 (新潟県)

新潟のカツ丼といえばこのカツ丼を指すと言われるほど新潟では定着している「新潟たれカツ丼」。
玉子でとじず、玉ねぎキャベツもないのが基本で、こんがり揚げたてのトンカツを、醤油ベースの甘辛いタレにくぐらせて、ご飯の上にのせている。カツをかじると、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がる。タレが染み込んでいるのに、カツのサクサクした食感も残っていてその味は絶品。甘辛いタレは食欲をそそる。
ボリュームもたっぷりでおなかも大満足な一品。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tare_katsudon_niigata.html)

「タレかつ丼」は、ごはんの上に揚げたての薄めのとんかつを甘辛い醤油だれにくぐらせたカツをのせた丼のこと。卵とじでない。ごはんとカツのみのシンプルな料理で、1つの丼にカツが2枚以上のっているのが特徴である。薄めの衣で、一般的なかつ丼のカツよりも薄い豚肉が使われている。江戸時代から北前船で栄えた新潟の港町には、飲食店や歓楽街が軒を連ね、今もなお風情が残る「古町」と呼ばれるエリアがある。洋食文化も早くから花開き、西洋料理店が西堀の屋台に並んでいた。そこに店を構えていた初期創業の老舗が発祥の店として知られている。「タレかつ丼」が誕生したのは昭和初期頃。当時、モダンな料理だったカツレツを大胆にも醤油だれにくぐらせてご飯の上にのせて提供したのが始まりだといわれている。瞬く間に人気となり、「タレかつ丼」が新潟市内に浸透していった。老舗店で修行した弟子たちが店を開き、今や「新潟のかつ丼スタイル」として定着した。特に新潟市のご当地グルメ、市民のソウルフードとして今も親しまれている。

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タレかつ丼

2015/2/4 15:39:51 登録 2024/4/22 10:17:41 更新

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