• No.4775
  • 料理・グルメ

いがい飯 (鳥取県/鳥取市青谷町夏泊)

殻を剥いたイガイ(貝)を具として用いた炊き込みご飯。

青谷町夏泊は山陰地方で唯一の海女が活動しているが、その海女たちが採ってきたいがいを用いた炊き込みご飯である。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/igai_meshi_tottori.html)

イガイは、三角型のかたちで、貝殻の色は黒褐色、岩礁に着生し、同じイガイ科の貝であるムール貝によく似ている。アサリなどの二枚貝とは形・軟体の模様が異なっていることから、「イガイ」と呼ばれているともいわれる。
鳥取市青谷町夏泊は、山陰地方で唯一、海女が活動している地域として知られているが、イガイは沿岸の潮間帯から水深約20mまでの潮通しのよい岩礁域に生息しているため、「いがい飯」は海女たちがとってきたイガイを炊き込みごはんにしてつくられている。海女が活動をはじめる6月頃からつくられるようになり、小さな漁村に夏の訪れを告げる風物詩になっている。

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いがい飯

2014/11/5 15:38:28 登録 2024/5/5 16:00:02 更新

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