- No.4774
- 料理・グルメ
たこめし (兵庫県/瀬戸内海沿岸)
瀬戸内海で漁獲されるタコを用いた炊き込みご飯。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/40_27_hyogo.html)
兵庫県のタコ類の捕獲量は全国で2位、マダコでは日本一を誇る。淡路島と神戸から赤穂あたりにかけて水揚げされる播磨灘のマダコは6月から8月にかけて最盛期を迎える。この時期、明石海峡の潮流に揉まれ、また産卵に向けて栄養を蓄えようとするため身に弾力が増し、歯ごたえと甘みが特長となる。瀬戸内海のマダコ漁は、江戸時代には既に名が知られていたと記録があり、「たこめし」は、漁の後に下ごしらえの手間がかからない炊き込みご飯として作られていたという。現在では、家庭料理としても普及し、生ダコや煮ダコ、干しダコを使った、たこめしもある。県の名物の駅弁としても販売されている。
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2014/11/5 15:35:18 登録 2024/5/1 16:25:03 更新
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