- No.4616
- 菓子・甘味
しろくま (鹿児島県)
・しろくまは、鹿児島市内の主な喫茶店60軒以上で提供!
・しろくまの発祥とされる店は、鹿児島市の「天文館むじゃき」。 この店の業態は、
中華・洋食・和食・鉄板焼きのマルチな4フロア営業で、どこのフロアでもしろくまが食べられる。
・ケンミンはしろくまの練乳味を熱愛! そして、練乳が凝縮された“最後の氷”も楽しみ! ストローで飲み干すほど大好き!
・しろくまの特製ミルクは、各店それぞれの秘伝の味! お店によってミルクの作り方が多少異なり、独自の材料、独自の配合で勝負をしている。
・しろくまというネーミングになったのは、一説には動物の白熊の顔に似せた盛り付けだから。お店によって盛り付け方が違い、黒豆を鼻に見立てたものや、3Dしろくまなど、さまざまな白熊が楽しめる!
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/shirokuma_kagoshima.html)
「白熊」は、削った氷に練乳をかけ、その上にチェリーやレーズン、みかん、パイン、小豆、寒天と、色とりどりのトッピングをのせた氷菓子のことで、その名は全国に知られる。「白熊」は、昭和20年代に創業した老舗飲食店が発祥であるといわれている。発売当初は、白蜜、赤蜜をかけたシンプルなかき氷だったが、いちごに牛乳をかけてみると美味しかったことにヒントを得て、練乳をかけたものの、今度は甘すぎてしまたったため、改良を重ねてさっぱりとした練乳ミルク風味のシロップにたどり着いたという。
また、彩りを加えるために、アンゼリカ、チェリー、レーズンを外側にトッピングしたが、それが上から見た時に白熊に似ていたことから、「白熊」というメニュー名がついた。当時、一般的なかき氷が20円ほどだったのに対し、「白熊」は50円と高価で、庶民の憧れの氷菓となった。戦後の食糧難の時代が落ち着き、食に贅を求めることができるようになったことを象徴する料理であるともいえる。
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2014/9/19 14:01:46 登録 2024/5/13 17:36:08 更新
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