- No.4545
- 料理・グルメ
いぎす豆腐 (愛媛県/今治地域)
いぎすは、浅海の岩礁に付く海藻(枝状になっている紅藻の一種)で、越智郡の島嶼部や海岸部では、古くからこれを使った「いぎす豆腐」が伝統(郷土)食としてつくられている。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/igisu_dofu_ehime.html)
いぎすとは、浅い海の岩などに生える海藻(かいそう)で、枝状の細い紅藻(こうそう)の一種。今治市周辺の海岸で7・8月にたくさんとれる。「いぎす豆腐」はいぎすと生の大豆粉をだし汁で煮溶かし、寒天のように固めた料理。ひんやりとした舌ざわりで、食欲が出ない暑い夏にも食べやすく、「具入り」と「具なし」の2種類がある。「具入り」はエビや枝豆などを入れ、見た目も華やかになる。家庭によって混ぜる具材もさまざまで各家庭で特徴がある。「具なし」は醤油やからし味噌をつけて食べる。
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2014/7/9 11:38:41 登録 2024/5/6 19:48:50 更新
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