• No.4529
  • 料理・グルメ

ナーベーラーンブシー (沖縄県)

ナーベーラー(へちま)は、ゴーヤーと並んで夏野菜の代表格です。軒先に棚をつくり、夏場は自給自足している家庭もあり、料理法もみそ汁の具や酢みそかけなど多彩です。ンブシーは、具をたっぷりにしてみそ味で煮込んだ汁気の多い煮物です。ナーベーラーンブシーは、ナーベーラーと豚肉のみそ煮で、へちまからでる粘りのあるどろっとした甘い汁がうまみをましています。

「蒸し(煮)」。ヘチマや豆腐など水分を多く含む食材を、煮汁を加えずに蒸し煮にしたもの。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_16_okinawa.html)

「ナーベーラー」はへちまのことで、「ンブシー」は豆腐や野菜と豚肉を味噌で煮込む煮物と汁物の中間位の料理。「へちま」ゴーヤーに次ぐ夏野菜の代表格で、本島の中央、南風原町(はえばるちょう)が日本屈指の産地。県外ではへちまをというとたわしやあかすりのイメージがあるが、沖縄では、若くやわらかいヘチマを使うので、ほんのりとした甘みと軟らかい口当たりの野菜として使われる。「ナーベーラーンブシー」は中火でじっくりと煮るとどろっとした甘い汁“ドゥー汁”、が出て絶妙なおいしさに仕上がるためを“ドゥー汁”を適度に出すことがコツとなる。へちまは親しみある食材で、味噌汁やカレーの具材として使われている。

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2014/7/9 11:30:23 登録 2024/5/14 8:48:28 更新

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