- No.4516
- 料理・グルメ
足ティビチ(豚足の汁物) (沖縄県)
豚の足(チマグー)をぶつ切りにして昆布、大根をいっしょに煮こんだ汁物です。豚の足の肉質は脂肪が少なく、コラーゲンからなり、これを長時間かけてとろけるように柔らかく煮ると、コラーゲンが何ともいえない味わいとなります。昆布との取り合わせも妙を得て、昔から老人食としても珍重されています。
出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_19_okinawa.html)
足ティビチとは「ティビチ」とは、沖縄の言葉で「チマグー」と呼ばれる豚の足を、クーブ(昆布)やデークニ(ダイコン)などと長時間煮込んだ料理で、軟骨やゼラチン質が多く含まれることから、特に老化防止や美容効果を期待するお年寄りや女性から好まれている。チマグーの独特の風味が味わい深く、またとろける食感と舌触りが絶妙な一品だ。 長寿県を誇っていた沖縄には、「医食同源」や「以類補類」といった思想が定着している。「以類補類」とは、ある部位を食べることで、体の同じ箇所が良くなるという思想。内臓の調子が悪ければ中身(内臓のこと)を食べ、脚の調子が悪ければ豚足を食べ、喘息などには肺を食べるといったもの。
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2014/7/9 11:26:37 登録 2024/5/14 10:14:56 更新
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