• No.4469
  • 料理・グルメ

かっぽ鶏 (宮崎県)

竹筒のことを『かっぽ』といい、山林の仕事
や刈干し切りなどの昼食時に、谷川の清水をくんできて、山茶の生葉を入れ、たき火で温めてお茶を飲んだことが最初であった。その後、青竹のよい香りや健康によいとされる瀝青油がでるということもあり、地鶏、なば、ニンジン等の地元農産物を混ぜ合わせ、竹筒の中で蒸し焼きにする『かっぽ鶏』にも利用されるようになり、お茶とともに山林の仕事の食事で焼べられるようになった。
かっぽ鶏は、地元農産物を混ぜ合わせ、塩こしょうと醤油で味をつけて、節の中央を蓋のように切り開けた竹筒の中に入れた後、再び蓋をし、蒸し焼きにする。途中で蓋を開け、味を整えて完成である。
『かっぽ』はお酒にも利用されており、『かっぽ酒』として人気がある。

2014/7/8 19:41:31 登録

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