• No.4466
  • 料理・グルメ

いりこもち (宮崎県)

いりこもちの名前の由来は、炒ったもち米から作ることからきている。
いり粉はもち米:うるち米=8:2または7:3を炒って、臼でひいて粉にしたもの。いり粉に砂糖、水、塩を少々加えて、力いっぱい捏ねていくと、徐々に丸くまとまっていき、あっという間にモチモチしたいりこもちの出来上がり。「いり粉」を作っていれば手軽にできるため、昔から食べられている。

出典:農林水産省Webサイト(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/iriko_mochi_miyazaki.html)

名前の由来は、炒ったもち米からつくることから、「いりこもち」と呼ばれる。江戸時代から薩摩藩に伝わった節句菓子で子どもの成長を祝い願って近所に配る風習があり、江戸時代中期頃からは庶民的な菓子として親しまれるようになった。お盆のお供えやおやつとして、現在でも食べられている。「いりこ」とはその製法からきている。餅米を炒って粉にするから「いり粉」という。これを水飴などで練り上げ、寝かせたものを棒状に切り完成する。手軽に手に入る材料を使用し、手順としても難しいものではないが、その時の気温や湿度にも左右される繊細な菓子である。香ばしい香りと優しい甘み、柔らかさが美味しく地域の人々に親しまれている郷土のお菓子である。

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いりこもち

2014/7/8 19:40:40 登録 2024/5/13 9:43:52 更新

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