• No.4393
  • 料理・グルメ

ひともじのぐるぐる (熊本県)

「ひともじ」(ワケギ)を軽くゆでて、根っこの方より2~3回折り返して残った葉っぱでぐるぐると巻き酢味噌または、からし酢味噌で食べます。野草の「のびる」でも作ります。

軽く茹でたワケギをぐるぐるに巻き酢味噌などで食べる料理。

地元で採れる「一文字」(小ネギの一種。「人文字」とも表記する)をさっと茹でて氷水にくぐらせ、根元を軸に葉の部分をぐるぐる巻きつけたものを酢味噌につけて食べるぬたに似た料理である。一文字(人文字)をぐるぐる巻くことから「一文字グルグル」という名前がついたと言われている。もともと「ひともじ」はネギの別称(ヒトモジグサ)でもあり、女房言葉としても用いられてきたという。

財政難であった熊本藩が天明2年(1782年)に出した倹約令をきっかけに生まれた料理といわれている。

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2014/7/8 15:01:30 登録 2024/5/10 8:48:33 更新

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